スイカの種と盲腸



夏といえば、スイカ。子供の頃、スイカを食べているときに「種を飲み込むと盲腸になるよ」といわれたことはないだろうか。

盲腸は、虫垂の粘膜リンパ組織が肥大することによって、狭くなった虫垂に老廃物(いわゆる消化済みの食物)や回虫が挟まれて、細菌感染を起こして腹痛を引き起こすことが原因だ。

この噂は親が子供に種は出す物だと教えようとしたところから始まったんだろう。

日本人には、ブドウやスイカの種を食べたり、飲み込んだりする人はあまりいないようだが、アメリカ人やヨーロッパ人は種も丸飲みするのが一般的らしい。

もし種で盲腸になるのだとしたら、欧米ではかなりの人が盲腸になっているだろう。

種はそのまま食べれば消化はされず、便として出るのみ。砕いたりすり潰せば、中の胚が血圧を下げたり、膀胱炎の症状を抑えたりという作用があるといわれている。


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