「サクラ大戦 〜熱き血潮に〜」発売記念イベント
『サクラ祭り』
♪♯♭久美さん的レポート♭♯♪

このレポートは、
3月25日の会員限定公演・2回目を除いた
全公演の内容を元に構成しています。



(((お詫び)))
 今回のこの「サクラ祭り」は、頭の中にある許容量を越えて余りにも楽しかったということ、また、博品館劇場ということで客席とステージの距離が近く、久美さんアイリスが目の前にいるという興奮度から、記憶が真っ白になっている箇所が幾つかあります。
 故に、非常に拙さの残るレポートとなっていますが、ご了承下さい。
 が、久美さんのアイリスについてここで書いてある分には、100%の自信があります。





◎オープニング

 最初は「ゲキテイ」でした。しかも戦闘服を着ての「ゲキテイ」です!
 アイリスは舞台の一番上手で、ハンドマイクを持って歌い踊っていました。
 背の高い(花組の中では)久美さんアイリスが戦闘服を着ると、可愛さと格好良さが相俟って、何とも言えない魅力があります。
 腰の後ろの、大きなピンク色のリボンが可愛らしさを強調している一方、久美さんの美しい下半身のラインが良く出ている衣装で、そのアンバランスさも、とっても素敵なのです☆
 曲が終わると、花組一人ずつ、挨拶していきます。アイリスは、『サクラ祭りばんざ〜い!』と腕を振り上げながら、『今日は いっぱいいっぱい楽しもうね!』と満面の笑顔で挨拶をしていました。
 挨拶が終わると、カンナが、「この戦闘服、恥ずかしくねえか?」とさくらをつつきます。するとアイリスは、『恥ずかしいよお〜』と自分の太股をぺたぺた触りながら恥ずかしがります。
 DVDBOX、すみれの引退記念公演の特典映像で、広井さんに戦闘服姿を映され、困っていた久美さんでしたが、あのシーンを思い出させます。
 半分、久美さん混じりの声で、『もじもじくんのむちむちくんのぴちぴちくんで……』と、後退るアイリス。
 久美さんは嫌がりますが、アイリスの戦闘服姿は、可愛さと凛々しさと、ほんのちょっぴりセクシーさが同居していて、非常に素敵なのです。

ちょっとハプニング編
 ⇒3月22日・1回目の公演
 カンナが開口一番、さっき戦闘服の靴を間違って履いてしまったことを言い出しました。何とアイリスの靴を履いてしまったのでした。勿論、幕が開く前にとっかえっこしましたが、凄く慌てたとのこと。
 アイリスも続けてその話をしました。
 たまたま久美さんは、最後に残った靴を履いたのですが、何だかきつい(笑)。なので、太ってしまったのかと思ったそうです。


 ここからアイリスの出番までは、暫く飛びます。
 織姫とレニが「ゲキテイ」をアカペラで歌いながら登場して、「ゲキテイ」のこと、「ゴールドディスク大賞」のこと、「サクラ大戦5」のことなど、さくらが言うところの¨乙女漫談¨、面白おかしく話します。
 その後は歌が続きます。さくらの「さくら」、紅蘭の「東京的休日」、マリアの「オンリー・マン」。「熱き血潮に」からの歌です。
 そうして、あやめさんと大神が登場。自己紹介をするのですが、ここはアドリブがとっても苦手な大神が、あやめさんにいじめられる、というコーナーでもありました(笑)。

アイリスに殴られる大神編
 ⇒千秋楽
 苦笑いを続ける大神に、「なに?」とばかりに耳を向けるあやめさん。「アイリスの物真似がしたいの?」と勝手に話を進めちゃいます(笑)。
 物凄〜く躊躇した末に、「は〜い、アイリスで〜す」とやるのですが……。
 ここで舞台上手よりアイリスが、たたたた、と駆けてきて、『全然、似てない!』とティッシュの箱でおにいちゃんの頭を叩き、去っていくのでした(笑)。


◎お好みくじ引き歌謡ショウ

 あやめさんと大神の会話にカンナが加わったところで、イベントは次の企画、「お好みくじ引き歌謡ショウ」へと進行します。
 因みにカンナは、差し入れのお菓子を食べながら登場したこともありました。アイリスに、カンナ、食べて☆と言われたそうです。更に千秋楽では、アイリス……と言うか久美さん(笑)からもらったお酒を持って現れました。
 「くじ引きお好み歌謡ショウ」とは、持ち歌交換の歌い手をお客さんのくじ引きによって決めてもらうというもの。
 歌は、「愛はダイヤ」と「愛ゆえに」。花組の名前が書かれたボールが入った箱を、広井さん、親方それぞれが抱えて客席に現れ、デュエットの相手をお客さんの手で選んでもらいました。

 流れはこんな感じ。
 カンナが話を進めながら、「愛はダイヤ」のすみれ・パート、カンナ・パートを、広井さん、親方それぞれがお客さんにくじを引いてもらって選ぶ。
   ↓
 あやめさん&大神を加えた花組全員、舞台前面に出て横一列に並び、くじが引かれるのを待っている。
 アイリスはいつも笑顔でしたが、目がかなりドキドキしていました。黒目から、久美さんのドキドキが伝わってくるようでした。
   ↓
 自分が当たった場合は、何か一言、言う(ステージ上の盛り上がりから、言わない場合もある)。
 アイリスは当たらなかった場合、みんなと一緒に舞台上手へとはけていきます。当たった二人を盛り立てるように、楽しそうに手の平をひらひらさせているアイリスが印象的でした。
   ↓
 イントロが鳴り、二人、ちょっと打ち合わせなどしつつ(笑)歌う。
 皆さん、「愛はダイヤ」のカンナ・パート、すみれ・パート、「愛ゆえに」のオンドレ・パート、クレモンティーヌ・パート、計4パートの練習は勿論のこと、その相手役ごとにもしっかり練習したそうです。
 例えば、アイリスがクレモンティーヌを担当した場合、相手役のオンドレがさくらの時、マリアの時、という具合にです。何と数十種類もの組み合わせが生まれます。実際「サクラ祭り」の中で、この練習が一番、大変だったそうです。
 今一つ、歌のことになると胸を張れない久美さんにとっては、かなり苦労されたのではないかと思います。でもそれと同時に、皆と一緒に歌えたことはとても楽しかったことでしょう☆
   ↓
 歌が終わったら、拍手をしながら花組が登場。今度は「愛ゆえに」のくじ引き、となります。

 アイリスは計6回(ゲネプロを含めると7回)、くじに当たりました。
 久美さんは、「愛ゆえに」のクレモンティーヌ・パートが歌いたかったようで、ゲネプロでは見事ゲットしたそうです。ところが本番では……。

初日:「愛ゆえに」オンドレ・パート
 広井さんの口から「アイリス」という名前が出た瞬間、アイリスは物凄く驚き、うろたえ、困っていました。『無理、無理! できない!』を連呼しながら、舞台奥へと引いていき、完全に及び腰の状態に。
 久美さんったら、本当に泣き出しそうな顔をしていました。本気で心配してしまうくらい、どうしよう、という表情で、客席からは「頑張れ!」の声が多数、掛けられました(思わず私も、「頑張って!」と叫んでいました)。
 いくら練習していたとは言え、初日に、しかもオンドレ・パートが当たってしまい、気が動転して、びびってしまったのでしょう。
 でも! そこはさすが久美さんなのでした。
 歌が始まると、舞台上手からしずしずと歩み出て、格好良い低音を聴かせてくれました。
 そう、久美さんにしか出せない、色気を帯びたとても魅力的な低い声です。
 ワンフレーズ終わって、『低いよ〜!』と泣き言を漏らすアイ リスが笑いを誘いました。
 相手役のクレモンティーヌ・パートは何と大神隊長だったのですが、花篭を携えて登場(笑)。初日の「愛ゆえに」は、花篭の奪い合いとなりました。
 途中、まずアイリスが花篭を大神から奪い、クレモンティーヌ・パートを可愛らしく歌い、終盤になって何故か大神が花篭をアイリスから取り返し(笑)、アイリスは再びオンドレ・パートを歌うことに。
 そして最後、二人、抱き合わんばかりに駆け寄っていく所で、アイリスは大神から花篭を取り上げ、クレモンティーヌとして可愛らしくポージングをして、曲は終了したのでした☆

22日・夜:「愛ゆえに」オンドレ・パート
 初日にいきなり、というのも衝撃的でしたが、何と二日連続のオンドレ・パート!
 今度は紅蘭をクレモンティーヌ役に迎えてのオンドレです。初日ほどではないけれど、笑いながらも困っていたアイリス。『二度目なの〜』と嘆いていました(笑)。
 頑張って低音を歌うアイリスでしたが、ワンフレーズの終わりに来ると声がはね上がってしまう、というところで、初日とは違う形で笑いを取っていました。
 舞台下手まで行くと、客席との間にある階段に左足を掛け、格好良く空を見上げるアイリス。でも、やっぱり声がはね上がって、紅蘭をこけさせてしまうのでした(笑)。
 一番最初の新春歌謡ショウ、アイリスの「夜のサンバ」をほうふつとさせる感じです。あの曲を生で聴いた方は既にお分かりかと思いますが、久美さんが出す低音、大人の女性の声はとてつもなく魅力的です。倍音の強さから来るだろう、声の深みが物凄くて、胸を震わし、心を掴んで離さない歌い回しをします。何とも言えない色っぽさがあって、本当に惚れぼれします。掛け値無しに、久美さんの低音、大人の女性の声は素敵なのです。
 そして、そんな低い声でオンドレ・パートを頑張って歌い切ったアイリスでしたが、紅蘭の首に抱き付き、最後は力尽きてしまいます(笑)。紅蘭に引きずられながら、アイリスは退場していくのでした。

23日・夜:「愛ゆえに」クレモンティーヌ・パート
 遂に念願、叶って、アイリスはクレモンティーヌ・パート。相手役、オンドレには、アイリスの最高のパートナー、レニ!
 が、やっぱり当たった瞬間は、え〜!どうしよう〜!という感じで口を押さえて、うろたえる久美さん。でも、「クレモンティーヌ、歌いたかったんだよね?」と言われ、笑顔で頷き、気を取り直すアイリスなのでした☆
 舞台が暗くなって、イントロが始まると、アイリスとレニは舞台中央で打ち合わせ。こうした光景は、他の組み合わせでも良く見られたのですが、何と言ってもアイリスとレニです。
 余りにも絵になり過ぎて、可愛さ余って可愛さ100倍です! ひそひそと話をしながら、指を立てたり、頷き合ったり、OKとサインを作ったりする姿は、キャラクターの壊れ具合が楽しい「サクラ祭り」の中にあって、サクラの世界そのまんま、という感じで、とっても可愛くて素敵でした。ある意味、名シーンかも。
 肝心の歌は、クレモンティーヌをアイリスが切なげに可愛らしく歌い、オンドレをレニが美しく壮麗に歌い上げていました。素晴らしい、の一言。呼吸をするのを忘れてしまうほど、見入ってしまう、聞き入ってしまう二人の歌唱でした。
 花篭を携えて歌うアイリス。シンプルな組み合わせなのだけれど、この可愛さは圧巻です。右手にハンドマイク、折り曲げた左腕に花篭を提げているのですが、思い出すたび、胸がきゅんとなります。☆☆☆☆☆の可愛らしさです。

会員限定公演・1回目:
「愛ゆえに」クレモンティーヌ・パート
 二度目のクレモンティーヌです。当たった時はやっぱりびっくりして、かなりうろたえている久美さん。「クレモンティーヌ、歌いたかったんだよね?」と言われるのですが、『うん。でも、本物とやるのは緊張するー』と、ちょっと腰が引けている久美さんなのでした。
 そう、本物、と言うのは、相手役が何とさくらだったのでした。本物のクレモンティーヌ役のさくらが、オンドレ・パートを引き当てたのでした。
 この「愛ゆえに」は、丁度、アイリスがオンドレを歌うアンバランスさと一緒で、さくらがおいしいところを持っていった回でした。太い声を出して歌うさくらが笑いと歓声を浴びて、アイリスが可愛らしく、ラブラブに歌い、二人、綺麗にまとまっていく、という感じです。
 オンドレ・パートを歌うアイリスは、おいしいところを持っていき、どうなることかとハラハラしつつ、久美さんの魅力的な低温を堪能できましたが、クレモンティーヌ・パートを歌うアイリスは、安心して聴ける、とことん可愛いアイリスの魅力に酔える、という感じでしょうか。
 最後は花篭持って、さくらに寄り添い、美しくもキュートに決めた二人でしたが、何故かそそくさと恥ずかしそうに舞台下手へとはけていく二人でした(笑)。

26日・昼:「愛はダイヤ」すみれ・パート
 この回、ゲネプロも通じて、初めて当たったのが、この「愛はダイヤ」のすみれ・パートでした。相手役、カンナのパートにはマリア。
 当たってびっくりしたアイリスは、コメントしようとして思わず、『あたし……!』と言ってしまいます。余程、動揺したのか、¨久美さん¨になってしまったのでした。
 横にいたカンナたちに、「アイリス!」「アイリス!」言われてしまいます。恥ずかしそうに笑いながら、自分のことをアイリスと言い直す久美さん。『アイリス、愛はダイヤは初めて歌う!』と一言、述べたのでした。
 忘れられないハプニングです。
 愉しい軽快な歌だけあって、生き生きと歌うアイリスがとっても可愛かったです。声はアイリスの普通の声で、愉しげに踊るアイリスと揺れるスカートがとっても素敵でした。
 歌詞に合わせて、くるくると変わる、アイリスのコミカルな表情も観ていて幸せいっぱい☆

千秋楽:「愛はダイヤ」すみれ・パート
 一度、当たると、何故か続けて同じのが当たるアイリスです。最後は、あやめさんをカンナ・パートに迎えての「愛はダイヤ」。
 26日・昼の回と歌い方は同じでしたが、久美さんが別れが辛くて泣いちゃうほど、とっても大好きな美智恵さん、すみれのパートを二度も歌えた、ということは、本当に嬉しい偶然でした。
 歌い終わった後は、『珍しい組み合わせだったよねー』ととっても、満足げなアイリスでした☆
 因みにこの後、今まで一度も当たったことの無い、織姫がすみれ・パート、カンナが自分のパートを担当して、「愛はダイヤ」がもう一度、歌われたのでした。千秋楽に相応しい、締めでした☆

 振り返ってみると、一回の公演につき二曲、二人のパートでくじ引きは4回、掛けることの10回公演で、計40回のくじ引きになりますが、そのうち6回、当たったということは、順当な確率、回数と言えるでしょう。
 個人的な話になりますが、今回の持ち歌交換で、私はかねてより「愛ゆえに」を、アイリスがオンドレ役で歌ってくれたらいいなあ、と願っていました。なので、初日にそれがいきなり叶った時はびっくりしました。
 それともう一つ。二度目のオンドレが当たった時のことです。くじ引きのボールが引かれて、名前が読み上げられるまでの間に、私は絶対アイリスが来るという予感を感じてしまいました。昔から当たりたくないものに限って良く当たる私でしたが、初日で泣きそうだった久美さんを見たせいでしょうか、当たりたくないオンドレを当てさせてしまったのかな、なんて思ったりもします。
 と言う訳で、久美さんにごめんなさい(笑)。
 「愛はダイヤ」でカンナ・パートを歌えなかったことが、ちょっぴり残念ではありますが、繰り返し練習したことは一層のスキルアップに繋がったのではないかと思います。今後、夏のスーパー歌謡ショウ「新・宝島」などへと活かされていくことでしょう。


◎大喜利

 「お好みくじ引き歌謡ショウ」が終わると、歌のコーナーは一先ずお休み。親方と広井さんによって準備と説明が行われ、大喜利が始まります。
 あやめさんが司会、大神が座布団運び(笑)の大喜利です。
 笑天っぽくアレンジされたゲキテイの曲に乗って、花組が登場。長屋みたいな畳の上。左から、マリア、さくら、アイリス、レニ、紅蘭、織姫、カンナの順に座ります。
 まずは自己紹介。毎公演、挨拶の内容は違っていて、出身地のパリと絡めたり、本名の¨久美¨と絡めたり、上手に可愛らしくまとめていました。
 さすがに一つ一つ覚えてはいませんが、特に印象深く残っているのは、アイリスの必殺技と絡めた自己紹介です。
 3月23日・2回目の公演より
『大喜利は、苦手な冗談を言わなければならないので大変です。アイリスが冗談、イリスが冗談、イリス冗談、イリス・ジョルダン(ここで照れ笑い)。アイリスです(三つ指ついて頭を下げる)』
 また、同日・1回目の公演では、さくらの自己紹介に突っ伏すほど受けてしまい、次の自分の番で詰まってしまうという場面もありました。
 妙に可笑しかったのは、会員限定公演の1回目で、『アイらしいリスちゃん』という風に自己紹介した時でした。面白かったのは、冒頭のこの下り。
『好きな言葉は¨可愛いね¨』
 そりゃ確かに可愛いです(笑)。そしてそれを自分で事も無げに言っちゃうアイリスの姿が、とても可笑しくもあり、愛らしくもあり。久美さん、ナイスです★
 最後の千秋楽では、自分の持ち歌を上手に繋いでいって、かなりの大作を披露していたアイリスでしたが、最初にマリアが座布団一枚もらってしまうほどの超大作を披露したので、ちょっぴり霞んでしまいました。
 でも!
 指を折りながら一生懸命、思い出し、詰まったところで隣のレニを見て(レニとのデュエットの曲名)、何とか乗り切る姿が、とっても愛らしくて素敵でした。

 さて肝心の大喜利ですが、座布団は1枚からスタートして、10枚、溜まると、素敵な賞品がもらえるということで、公演中に座布団は三回、10枚、溜まりました。
 一回目は、「煉瓦亭のペアお食事券」をレニがゲット(アイリスがあげた座布団のおかげでもあるのです☆)、そして二回目は、「大神くんを一日自由にしていい券」(笑)を我らがアイリスがゲット、そして三回目は、「資生堂パーラーのお食事券」をマリアがゲットしました。
 アイリスは言わば、キワモノを手に入れた(笑)、ということで、久美さんのお腹には何も入らないのですが、役者としてはおいしかったと思います。

 一回の公演につき、三つの問題が出され、挙手して答えていくのですが、考え込んでいるアイリスが何より素敵でした☆
 口をとがらせて、下を向いたり上を向いたり。もう、たまらなく可愛かったです。完全に¨久美さん¨になって考えているところが、また素敵。
 目の色から、本気で考えている様子が伝わってくるのです。考えている時の真剣な目と、口をちょっととがらせているところが、アイリスと言うより、まんま久美さんという感じ☆ 特に、考えている時の目の色は、実際にお会いした時と一緒なのです。
 そして一つ答えることができると、安心してか、明らかにリラックスした表情になっていました。考える時の表情にも笑顔が加わって、『ん〜』と声に出してみたり、手に持った扇子で、ぱたぱたと自分を扇いだりしていました。久美さん、分かりやす過ぎです(笑)。
 手を挙げる時は、殆どが左手でした。可愛らしく『はい!』と手を挙げていました。アイリスでありつつ、ちょっと久美さん寄りのトーンです。座っている時は正座で、後半の日程で座布団が高くなった時はちょこんと椅子に座るようにお座りしていました。なかなか間近では見られない、アイリスの靴下を見ることもできて、ちょっとドキドキしました。

 さてここからは、大喜利の問題と、アイリスが挙手した答えを公演ごとに掲載してみます。
 考え込むアイリス、手を挙げるアイリス、そして、アイリスの座布団の高さを思い浮かべつつ、お読み下さい。

◆初日
一問目⇒
 まず何か嘘を付き、「え?本当?」とあやめさんが聞き返してくるので、それに対して何か答える。
アイリスの答え⇒
『アイリス飛びました』
   ↓
 「え?本当?」
   ↓
『台詞が飛んじゃいました』
 照れ笑いしてみせるアイリスが、とっても可愛かったです。しかしイベントの後半、アイリスは本当に台詞が飛んじゃうことになるのです(笑)。詳しくはレポート≪後編≫で★

二問目⇒
 加山のトレードマーク、白いギターの作り物を抱えて、「〜はいいなあ」と彼の真似をする。その後、加山の口癖を真似してオチを言う。
アイリスの答え⇒
『おにいちゃんはいいなあ』
   ↓
『ざぶとん運ぶだけで』
 大神の役回りを鋭くついた、上手なネタでした。客席もかなり受けていました★
 座布団1枚ゲット!

『紅蘭はいいなあ』
   ↓
『爆発するけれど』
 紅蘭は、実は織姫と並んで大喜利ではいじめられ役でした(笑)。もしかするとこれは、その火蓋を切ったネタかもしれません★

『カンナはいいなあ』
   ↓
『身長、丁度良くなるし。あ、でもアイリス、¨一本どっこ¨とか言えない』
 ちょっと照れながら言うアイリス。「言ってるじゃねえか」とカンナに突っ込まれるのでした★

三問目⇒
(この問題だけは、ちょっと自信がありません)
 花組メンバーの誰々になりました、と言い、オチを言う。
アイリスの答え⇒
『すみれになりました』
   ↓
(すみれの高笑いを、可愛らしく真似して)
『高笑いが上手にできなくて困ってます』
 久美さんは美智恵さんのことがとっても大好き。すみれをネタにした素敵な答えでした★

◆3月22日・1回目の公演
一問目⇒
 「サクラ」に関することで、何か自分でお題を言ってから、¨まる1¨と書かれた札を掲げて、「い〜」と続け、¨まる2¨と書かれた札を掲げて、「に〜」と、上手い具合に文を作る。
アイリスの答え⇒
『アイリスのことです』
   ↓
1『いい女になるから』
   ↓
2『逃げちゃ駄目よ、おにいちゃん』
 とってもアイリスらしい、胸がきゅんとなる可愛らしいネタでした。アイリス可愛い〜★
 勿論、座布団1枚ゲット!

 更に花組の誰かが出したネタに倣って、アイリスは手を挙げました。
『あ、ネズミ!』
   ↓
1『一目散』
   ↓
2『逃げるさくら』

 更に続けて手を挙げるアイリス。
『あ、クモ!』
   ↓
1『一目散』
   ↓
2『逃げるカンナ』

 もう予想はつきますが、調子に乗って続けるアイリス(笑)。
『あ、ヘビ!』
   ↓
1『一目散』
   ↓
2『逃げるすみれ』
 以上、アイリスの連発ネタでした。とっても嬉しそうに手を挙げるアイリス、そして後半、ちょっと照れが入ってきた久美さんが印象的でした。すみれをラストに持ってくるところも、何気に上手いです★
 座布団1枚ゲット!

二問目⇒
 「ゲキテイ」のサビの部分、「走れ〜光速の〜」と歌い、あやめさんの、「何で走っているの?」という問いかけに答える。
アイリスの答え⇒
『走れ〜光速の〜』
 可愛らしく腕を一生懸命、振って、走る真似をするアイリス。
   ↓
 「何で走っているの?」
   ↓
『フライングするためにダイエットしています』
 思わず今夏を期待させる、嬉しいネタでした。因みに今回の「サクラ祭り」、久美さんは、気持ち大きくなっていたかな(?)という感じです★


三問目⇒
 「サクラ」に関することで、あやめさんに、イエスかノーの問いを出す。するとあやめさんは、必ず¨YES¨と書かれた札を上げるので、それに対し、合っているか合っていないかでオチを言う。
アイリスの答え⇒
『紅蘭は発明の天才?』
   ↓
 「イエス」
   ↓
『ブブー! すぐ爆発します』

 するとこれに対し、紅蘭が反撃します。
「アイリスちゃんは抱き締めたくなるほど可愛い」
 ここで照れるアイリスがと〜っても可愛かったです。
   ↓
 「イエス」
   ↓
「ブブー! 感電してしまいますー!」
 が、それに対し、今度はレニが紅蘭に反撃。仇を取ってくれたレニに、アイリスは座布団を一枚、あげたのでした。
 このこともそうですが、アイリスを褒めるネタを言うレニに対し、アイリスが喜んで座布団をあげる、という関係が出来上がったのも、この大喜利の特徴の一つでした★
 座布団1枚レニにプレゼント!

◆3月22日・2回目の公演
一問目⇒
 ¨○○山¨¨○○寺¨と書かれたボードを持って、「サクラ」に関することで、「〜さん、〜じ」となるよう、上手に文を作る。
アイリスの答え⇒
 この問題は、アイリスと紅蘭の戦いでした。先に手を出したのはアイリス(笑)。
『紅蘭さん』
『大爆発、日常茶飯じ』

 すると当然、紅蘭もやり返します。が、アイリスは引きません(笑)。
『紅蘭さん』
『三つ編み取れて赤っぱじ』
 意地悪い口調になって、「初笑い七福神」千秋楽の時の紅蘭のハプニングをネタにします。

 負けじと紅蘭もアイリスをネタにしてきます。が、先に手を出したのはアイリスにも関わらず(笑)、止めの一言。
『紅蘭さん』
『ヤな感じ』
 紅蘭も意地になって、やり返します。客席は大盛り上がり。
 が、最後はあやめさんに、「二人とも醜いから座布団全部持っていって」と言われてしまうのでした(笑)。
 恥ずかしそうにうつむき、肩を震わせて大受けしながら、しまいには畳に突っ伏してしまうアイリスが愉しかったです。アイリス、おいしいです★
 座布団ゼロ(泣)!

二問目⇒
 「サクラ」に関する事柄で、○○になって良かった何とか、○○になって困った何とか、という風に上手く文を作る。但し、○○は同じ言葉。
アイリスの答え⇒
『冷えて良かったラムネの小瓶、冷えて困ったおにいちゃんとの仲』
 「可哀相だから一枚あげて」と、あやめさんに言われちゃうアイリスでした。
 ちょっぴり寂しげに言うところが、とっても可愛かったです。あやめさんの同情を誘う、計画的な犯行ではありません(笑)。思わず唸る上手なネタでした★
 座布団1枚ゲット!

三問目⇒
 お客さんにアンケートを取ってみたという設定で、何を尋ねたかをまず言う。そして、66%、33%、1%の三つに分割されている円グラフが書かれたボードを持って、それぞれ何を表しているかを言う。
アイリスの答え⇒
『歌謡ショウの楽しみについて聞いてみました』
   ↓
 「どうなりましたか?」
   ↓
『66人の人が芝居と答え、33人は歌と答え、一人は壊れたマリアと答えました』
 「初笑い七福神」のマリアをネタにしたアイリスでした。後半の日程でも、アイリスは歌謡ショウをネタにしていたのですが、久美さんの歌謡ショウ大好きぶりがどことなく伝わってきて、良い感じ★

◆3月23日・1回目の公演
一問目⇒
 「サクラ」に関することで、なぞかけをする。
アイリスの答え⇒
『サクラ大戦とかけまして、お正月とときます』
   ↓
 「その心は?」
   ↓
『初詣が肝心』
 こういったシンプルな問題こそ、難しいですが、ゲーム本編の話を使った上手なネタでした★
 座布団1枚ゲット!

二問目⇒
 「サクラ」に関することで、「○○一年生になりました」と言う。あやめさんの「なってみてどうですか?」という問いに対し、何かオチを言う。
アイリスの答え⇒
『紅蘭一年生になりました』
   ↓
 「なってみてどうですか?」
   ↓
『発明が成功して、大爆発しなくて困ってます』

 当然、怒る紅蘭でしたが(笑)、レニが「続きです」と言って、更にこんなネタを言います。
「紅蘭の発明品一年生になりました」
   ↓
 「なってみてどうですか?」
   ↓
「二年生になれません」
 またしても紅蘭に手を出すアイリスでした。リハーサルやゲネプロでいじめられていたのでしょうか(笑)。でも上手いネタでした。レニもそれに乗っかって、良い具合に盛り上げてくれました★

 更にレニはアイリスも褒めるネタも。
「ジャンポール一年生になりました」
   ↓
 「なってみてどうですか?」
   ↓
「アイリスと毎晩、一緒に眠れて幸せです」
 アイリスは大喜び。レニに座布団を一枚、あげたのでした。
 アイリスとレニの仲良しぶりは、観ていて胸がほんわかするもので、とっても素敵です。直ぐに座布団をあげちゃうところは、舞台の上の久美さんとアイリスがイコールで結ばれているせいもありますが、久美さんらしくもあります★
 座布団1枚、レニにプレゼント!

三問目⇒
 ¨50¨と書かれたボード(アルファベットでSOとも読める)を持って、その数字に繋げる形で何かを言う。
アイリスの答え⇒
 これは、カンナに続いたことで面白さ倍増のネタでした。
 まずカンナです。
「こんなもんだよなあ」
   ↓
「あたいとカンナの身長差」

 そしてアイリスがそれに倣ったのでした。ピンときたのか、嬉しそうに「はい!」と手を挙げます。
『こんなもんだよねえ』
   ↓
『アイリスとアイリスの身長差』
 手の平を自分の頭に乗せ(背の高さを表して)、次いで、ゲームの中のアイリスの背の高さを表すつもりで、手前に手の平を、少し低くして差し出したのでした。
 お馴染み身長ネタ(笑)。自分の頭の上に手をかざすアイリスが、とってもとっても愛らしかったです★

 見事な連携プレイでしたが、あやめさんに、「二人とも自虐的過ぎるから座布団全部持っていって」と言われてしまうのでした(笑)。
 またしても座布団を全部、しかも一枚しか無いのを持っていかれ、畳の上にぺたんと正座するアイリス。膝に乗せたボードに顔を隠すように、笑い、照れていたアイリス、と言うか久美さんでした。おいしいです★
 座布団ゼロ(泣)!

 が、この回で、レニが座布団10枚を達成し、見事「煉瓦亭のペアお食事券」をゲット。全員、座布団は一枚になって振り出しに!

◆3月23日・2回目の公演
一問目⇒
 スケッチブックと黒マジックを渡され、「サクラ」に関する四文字熟語を作る。何のことかを言ってから、書いた四文字熟語を見せる。
アイリスの答え⇒
 答えを思い付いて黒マジックのキャップを取る時、力をこめて、ぽん、と抜くところが、(単にキャップがきつかっただけかもしれませんが)アイリスのキャラクターと妙にマッチしていて、可愛いポイントでした。書いた文字は、すらっとしていて、勢いのある大胆な感じ。アイリスにしては綺麗でした(笑)。

『みんなで踊ろうね』
   ↓
¨ゲキテイ¨
 客席、大受けでした(笑)。あやめさんに、後で誰か、楽屋で四文字熟語、教えてあげて、と言われちゃうのでした。
 久美さん会心の一作です! そう、アイリスだから四文字熟語はおろか、難しい漢字なんて書けないのです。ネタ自体、座布団もらってもおかしくないくらい、上手ですし、とってもおいしいアイリスでした。見せた後、きょとんとしている姿も最高に可愛かったです★

『とっても大好き』
   ↓
¨大神一郎¨
 大好きなおにいちゃんの名前はちゃんと漢字で書ける、可愛いアイリス。アイリスというキャラクターの設定を使って、おいしいところを持っていった久美さんなのでした★

二問目⇒
 薄い桜色をした三角形の旗(旅行のおのぼりさんの旗)を持って、観光案内をする。まず何か前振りを言い、あやめさんの「そこはどこですか?」という問いに対し、だじゃれで場所を言う。
アイリスの答え⇒
 この問題では、「サクラ祭り」全日程の大喜利において後にも先にも無い、他の花組の誰もやったことが無い、久美さんの失敗が見られました(笑)。
 「はい!」と手を挙げたアイリスでしたが、何故か何も言わず詰まってしまいます。
『…………』
 沈黙が前振りかと一瞬、思いましたが、どうも違う様子。答えを忘れてしまったのかと思いきや、
『……どうやるんだっけ?』
 と、あろうことか、アイリス、と言うか、久美さん(笑)はあやめさんに聞いてしまったのです(笑)。
 まんま久美さんの声で、久美さんの天然ぶりが発揮された一幕でした★

 あやめさんの説明を聞き、「あ!」と気を取り直して、答えにいきます。
『ラムネを飲むと出ちゃいます』
   ↓
 「そこはどこですか?」
   ↓
『ゲップ……別府』
 アイリスとラムネは切っても離せません。アイリスらしい、可愛いネタでした。答えられたのは一回でしたが、答えた後、旗をくるくる回し、旗の先を巻きながら、口をとがらせて考えているアイリスが、とっても可愛かったです★

三問目⇒
 もしも大神隊長がいなくなったら……、という「もしも」で、ネタを作る。
アイリスの答え⇒
『もしもおにいちゃんがいなくなったら……』
   ↓
 やおら立ち上がるアイリス。
『そんなの駄目ー!』
 と、可愛い泣き声で叫びながら、後ろを向きます。
『そんなの駄目ー!』
 繰り返し叫びながら、たくましく足を開き、座布団を持ってくるよう、両手でカモンカモンするアイリスでした(笑)。
 笑いを取るのが苦手な久美さんですが、何のその。アイリスらしい可愛らしさを大体(笑)忘れず、毎回、必ず一度は、おいしいところを持っていった久美さんでした★
 勿論、座布団1枚ゲット!



 
  休演日が開けると、大喜利の問題は、初日のものに戻りました。計15問を、前半の日程と後半の日程でループさせていたようです。果たして今度はどんな答えが飛び出すの……?
 この時点で、アイリスの座布団は2枚です。

◆3月25日・1回目の会員限定公演
一問目⇒
 まず何か嘘を付き、「え?本当?」とあやめさんが聞き返してくるので、それに対して何か答える。
アイリスの答え⇒
『アイリス、剣の達人になりました』
   ↓
 「え?本当?」
   ↓
 左腕を振り上げて、
『じゃんけ〜ん』
 ジャンケンをする真似をするアイリス。
 「アイリス」と「剣の達人」という、イメージのかけ離れたものを組み合わせて、そこから上手に可愛いネタを見せてくれました★

 この問題では、アイリスの答えではないけれど、面白い瞬間もありました。
 さくらが挙手して、こう答えました。
「大神さんと喧嘩しちゃいました……」
   ↓
 「え?本当?」
   ↓
「夫婦喧嘩の練習です」
 それにヤキモチを妬いたアイリスが、『あ〜!』と声を上げて、『ん〜!』と、隣のさくらの座布団を引っ張ろうとしていました(笑)。
 アイリスもさくらほどではないけれど、ヤキモチ妬き。そんなアイリスの可愛いところを、久美さんはリアクションで見せてくれたのでした。さすがです★

『アイリス、浮気しちゃいました』
   ↓
 「え?本当?」
   ↓
『今はうさぎのぬいぐるみも友達なの』
 「可愛いので一枚」と、あやめさんに言われ、座布団をもらうアイリス。ほくほくの笑顔でしたが、『あ、ジャンポールに言い訳しとかなきゃ』と、やおら立ち上がり、後ろの障子の向こう、舞台下手側に向かって、『ジャンポール〜!』と大声で謝っていました(笑)。
 「サクラ大戦4」からのネタでした。うさぎの¨フェルディナント¨ですね。休演日を置いて、可愛いアイリスで攻める久美さんです(笑)。ネタを言って、そして更にもう一歩、踏み込んで何かを見せてくれる。久美さん、頑張っていました★
 座布団1枚ゲット!

二問目⇒
 加山のトレードマーク、白いギターの作り物を抱えて、「〜はいいなあ」と彼の真似をする。その後、加山の口癖を真似してオチを言う。
アイリスの答え⇒
『ゲキテイはいいなあ』
   ↓
『みんなでおどれて』
 一も二も無く納得の、シンプルだけれど頷ける良いネタでした★

 そして、この日のハイライト!
 まずカンナ。とうとう口にしてしまいました(笑)。 「西原久美子さんはいいなあ」
   ↓
「背が高くて」
 大爆笑の中、アイリスも笑いを堪えながら手を挙げます。
 もう分かりますよね?(笑)。
『田中真弓さんはいいなあ』
   ↓
『背が低くて』
 そしてどちらからともなく立ち上がって、後ろで二人、ひし、と抱き合うのでした(笑)。
 こんなシーンは歌謡ショウでは絶対、見られません! 久美さんと真弓さん、二人組んでの身長ネタはもう最高です。あうんの呼吸に、やっぱり二人、特別、仲良しなんだなあ、って感じちゃいます。「サクラ祭り」きっての名シーンです★

三問目⇒
 花組メンバーの誰々になりました、と言い、オチを言う。
アイリスの答え⇒
『マリアになりました』
   ↓
『高いヒールで踊れるようになりました』
 なるほど〜、と思った、普段、意識していなかったポイントを突いてきたネタでした。歌謡ショウの舞台稽古中、麗さんのお稽古を見ながら感心していたりしたのでしょうか★
『織姫になりました』
   ↓
『何も変わりません。お昼寝してお肌ピチピチで♪』
 頬に手を当てるアイリス。するとこれを聞いて大喜びした織姫が、アイリスに座布団一枚プレゼント。
 お昼寝はアイリスと織姫の共通項。それをネタにして、おませなアイリスを見せてくれました★
 織姫から座布団一枚もらえました!

 2回目の会員限定公演を終え、アイリスの座布団は7枚になります。さくらか誰かも同じ枚数で、競っていた記憶があります。
 座布団の上にお座りするアイリスがめちゃくちゃ可愛かったです。正座だとなかなか見られない、アイリスの靴下も沢山、目にすることができました。メッシュが入っているような感じでした。

◆3月26日・1回目の公演
一問目⇒
 ¨○○山¨¨○○寺¨と書かれたボードを持って、「サクラ」に関することで、「〜さん、〜じ」となるよう、上手に文を作る。
アイリスの答え⇒
 『はい!』と挙手して、あやめさんに「はい、アイリス」と差された後、元気良く返事するアイリス。それを受けて、
『アイリスさん』
『いいおへんじ』
 シンプルにすっと入って、さらっと決めるネタが結構、得意な様子の久美さんです。アイリスの可愛さに加え、この辺が久美さんの個性なのかもしれません★

二問目⇒
 「サクラ」に関する事柄で、○○になって良かった何とか、○○になって困った何とか、という風に上手く文を作る。但し、○○は同じ言葉。
アイリスの答え⇒
『手伝って良かった紅蘭の発明、手伝って困った泥棒さんの金庫運び』
 とっても懐かしい歌謡ショウ「つばさ」からのネタです。紅蘭の発明を手伝って良かったかは置いておいて(笑)、歌謡ショウでは紅蘭の後ろをついて歩く姿も多かったアイリスですから、上手い繋げ方です★
 座布団1枚ゲット!

三問目⇒
 お客さんにアンケートを取ってみたという設定で、何を尋ねたかをまず言う。そして、66%、33%、1%の三つに分割されている円グラフが書かれたボードを持って、それぞれ何を表しているかを言う。
アイリスの答え⇒
 この問題で、アイリスはスパートを掛けるがごとく、頑張っていました。
『歌謡ショウのカンナに期待することです』
   ↓
 「どうなりましたか?」
   ↓
『66人の人がカンナの妄想と答え、33人の人がカンナのアドリブと答え、一人がカンナの¨ポテト¨と答えました』
 仲良しカンナをネタにしたアイリス。うんうんと頷けるネタでした★

『カンナの妄想に期待することです』
   ↓
 「どうなりましたか?」
   ↓
『66人の人が葱ぼうずのコスプレをしたレニと答え、33人の人が高麗人参のコスプレをした紅蘭と答えました。そして一人が、カンナのコスプレをしたアイリスと答えました』
 上手だけれど上手じゃありません(笑)。カンナのコスプレをしたアイリスが見たいのは、一人どころじゃないからです。それはさておき、カンナのコスプレをしたアイリス、と言うか久美さんについては、「新編・八犬伝」の花組カメラで見ることができます。歌謡ショウをネタにした愉快な力作でした★
 座布団1枚ゲット!

 ここで遂に、座布団10枚にリーチ!
 花組全員が湧く中、アイリスはドキドキ顔になって、今まで以上に一生懸命、考え出します。
 

 そして程無くして、手を挙げるアイリス。
『金髪と言えば、と聞いてみました』
   ↓
 「どうなりましたか?」
   ↓
『66人の人がマリア答え、33人がアイリスと答え、一人が、広井のおじちゃんと答えました』
 座布団をあげるべきかどうか数瞬、迷ったあやめさん。上手だったけれど、ここでは残念ながらおあずけでした。
 金髪と言えば、で、先にマリアを持ってくるところが、一歩、引いちゃう久美さんらしいなと思いました。一方、「米田のおじちゃん」という呼び方を継承しての「広井のおじちゃん」はアイリスらしくて可愛いポイントでした★

◆3月26日・2回目の公演
一問目⇒
 「サクラ」に関することで、なぞかけをする。
アイリスの答え⇒
 座布団10枚にリーチが掛かった中、アイリスは『はい』と手を挙げます。妙な緊張感が漂います。
『歌謡ショウとかけて、ビールとときます』
   ↓
 「その心は?」
   ↓
『生が一番』
 どうなるんだろう?と興味津々といった感じの顔のアイリス。あやめさんが「どうでしょうか?」と客席に問い掛けます。やおら湧き起こる大きな拍手!
 歌謡ショウの良さを押し出した、本当に見事なネタでした。が、生ビールと引っ掛けたこれは、アイリスではなく久美さんならではのネタなのでした(笑)。でも良いネタであることには変わりません。思わず「あげて!」と叫んだり、拍手を煽ろうと思い切り手を叩いた私でした★
 座布団1枚ゲット!
 そして……

 祝・座布団10枚達成♪
 前半の日程では、二度に渡って座布団全部、取られたアイリスでしたが、後半、着実に座布団を貯め、よもやアイリスが!
 笑いを取ることもアドリブも、どちらかと言うと不得手な久美さんです。なので、アドリブが全てのこういった場では、なかなか大活躍と言う訳にはいかないだろうなと思っていましたが、久美さん、頑張ってくれました。
 毎回毎回、しっかり目立って、ちょくちょくおいしいところを持っていき、やがて座布団10枚にゴールイン!
 大きな拍手の中、賞品の(笑)大神隊長が首に目録を掛けて登場。こうしてアイリスは、「おにいちゃん(大神隊長)を一日自由にしていい券」をゲットしたのでした♪
 おにいちゃんの方を向きながら、『わあ〜☆』と手を叩き、ちょっと飛び跳ねながら喜ぶアイリス。
 しかし(笑)。
 全員、振り出しの座布団一枚に戻り、あやめさんによって次の賞品が発表された瞬間、アイリスは立ち膝になって声を上げます。
 次の賞品は「資生堂パーラーのお食事券」。
 それを聞いたアイリス、と言うか久美さんは(笑)、
『あ〜、そっちの方がいい! とっかえたい』
 と、あやめさんに言い出したのでした。
 が、勿論、却下。久美さんは半笑いの哀しそうな顔で、大人しく座り直しました(笑)。
 そりゃ久美さんとしては、断然そちらの方が良いですよね。でも、久美さんのお腹には何も入らなかったけれど、役者としては、とってもおいしかった久美さんです★

 さて、振り出しに戻り、この問題は続きます。
 お食事券を手に入れるため、久美さんは頑張ります(笑)。手を挙げるアイリス。ところが……
『サクラ大戦とかけまして、かっぱえびせんとときます』
 言い終わる頃には、恥ずかしそうな口調になっているアイリス(笑)。もう分かりますよね?
 あやめさんに「その心は?」と問われる前に、アイリスはそそくさと立ち上がり、自分で座布団を持って、後ろの大神さんに差し出したのでした。畳の上にぺたんと正座し、恥ずかしそうにくつくつと笑っていました。
 ベタだけれど、何も座布団差し出すほどではなかったのに(笑)。一度、上がって、気分が高揚していたのかもしれません。でも、これはこれで忘れられない愉しいシーンになりました。久美さん、やります★
 座布団1枚、自ら差し出す!(泣)

二問目⇒
 ¨50¨と書かれたボード(アルファベットでSOとも読める)を持って、その数字に繋げる形で何かを言う。
アイリスの答え⇒
『よし、目を回すぞ』
   ↓
『レニ50回転』
 そう言って、隣のレニを座布団ごと回そうとするアイリスでした。
 アイリスにしか出せないだろう、とことん可愛いネタでした★

三問目⇒
 「サクラ」に関することで、「○○一年生になりました」と言う。あやめさんの「なってみてどうですか?」という問いに対し、何かオチを言う。
アイリスの答え⇒
『博品館一年生になりました』
   ↓
 「なってみてどうですか?」
   ↓
『楽しいおもちゃがいっぱいで、なかなか8階にたどりつけません』
 「サクラ祭り」が行われた博品館は、8階に劇場があり、それより下の階はレストランを除いて、全部おもちゃ屋さん。アイリスだからこそ、楽しいおもちゃに心奪われてしまう。そんなアイリスの姿が思い浮かぶ、可愛らしくて上手なネタでした★
 座布団1枚ゲット!

◆千秋楽
一問目⇒
 スケッチブックと黒マジックを渡され、「サクラ」に関する四文字熟語を作る。何のことかを言ってから、書いた四文字熟語を見せる。
アイリスの答え⇒
 やっぱりこの問題はアイリスの十八番かも。
『マリアです』
 いきなりのこの一言で、客席からは既に笑いが起きていました。
   ↓
¨タチバナ¨
 前回同様、あやめさんに、「アイリスに四文字熟語の意味、教えてあげて」と言われちゃうアイリス(笑)。
 久美さん最高です! 何の捻りも無い、そのまんまのことなのに切れ味抜群。それをネタとして見つけ出す久美さんは、やっぱり「天才」かもしれません★

『お昼寝の数です』
   ↓
¨一日一回¨
 漢字と言われても、アイリスに難しい漢字は書けません。それをしっかり意識しつつも、よく寝るアイリスを連想させる、思わず微笑む良いネタを見せてくれました★

『もう、この漢字しか書けません』
   ↓
¨大神一郎¨
 前回とは違った振りで¨大神一郎¨を出してきたアイリス。もう、大好きなおにいちゃんの名前以外は書けません。アイリスったら〜、という感じの、面白いのだけれど、それ以上にとってもキュートな、にくい振りでした★
 座布団1枚ゲット!

二問目⇒
 薄い桜色をした三角形の旗(旅行のおのぼりさんの旗)を持って、観光案内をする。まず何か前振りを言い、あやめさんの「そこはどこですか?」という問いに対し、だじゃれで場所を言う。
アイリスの答え⇒
『ラムネを飲むと出ちゃいます』
   ↓
 「そこはどこですか?」
   ↓
『ゲップ……別府』
 この問題は久美さん、苦手だったのかもしれません。唯一これだけ、前回と同じ答えが出てきました。ちょっと不安になりましたが、直ぐに素敵なネタを聞かせてくれました★

『ジャンポールが一度行きたいと言っています』
   ↓
 「そこはどこですか?」
   ↓
『プサン……プーさん、くまの』
 ジャンポールといつもお話しているアイリスならではのネタでした。しかも思わず唸る、凄く良い出来です。ジャンポールが〜、という前振りが、何より可愛いポイントです★
 座布団1枚ゲット!

三問目⇒
 もしも大神隊長がいなくなったら……、という「もしも」で、ネタを作る。
アイリスの答え⇒
『もしもおにいちゃんがいなくなったら……』
   ↓
『まだ¨一日自由にしていい券¨を使ってません!』
 アイリスのラストのネタは、座布団1枚取って手に入れた、¨おにいちゃんを一日自由にしていい券¨。千秋楽まで久美さんは、しっかりおいしいところを掴んでくれました★

 これにて大喜利は終了。笑天っぽくアレンジされた「ゲキテイ」が流れる中、障子の向こう、下手側へとはけていきます。
 さて、最後にアイリスを観ていて、私が一つ感動したところを書いてみます。
 大喜利、計15問の中で、問題によってはボード等が登場します。そうした時、アイリスは殆ど、扇子はお行儀良く座布団の前にちょこんと置いていました。
 が、一度だけ、その扇子を、肩から提げているジャンポールの鞄に入れたことがあったのです。チャックを開けて、三分の一ぐらい扇子が見えた状態で。
 物凄く可愛かったです。それをやるアイリスが。
 そしてそれを自然にやる久美さんに、ある種の凄味を感じました。今回は色々な場面で久美さんの地が顔を出して、こうしたアイリスはとっても愉快だったけれど、舞台上では限り無く久美さん=アイリスなのだということを、つと思い出させてくれた瞬間でした。
 何より、意識してやったことではないはずです、これは。何故なら、それをやったのは一度だけだったからです。本当に久美さんとしては、自然な行動であったと思います。だからもしかすると、久美さんという人の久美さんらしさの中に、アイリスらしさ、というのも加味されてきているのかもしれません。そう考えることもできます。
 何にせよ、これは非常に印象的なシーンでした。
 アイリスがゲットした「おにいちゃんを一日自由にしていい券」。
 いつか歌謡ショウの稽古で、久美さんが陶山さんをパシリのように使う日を思い浮かべながら(笑)、大喜利についてはここで筆を置きます。


◎花組イントロ・ドン!

 大喜利が終わると、あやめさんが司会、親方がお手伝いで、「花組イントロ・ドン!」のコーナーがスタート。「サクラ」の楽曲を対象にしたイントロ・クイズです。
 花組+大神さんを二つのチームに分けて争います。このチーム分けの仕方は毎回、違っていて、これからして愉しいものでした。
 イントロが流れて、分かった人は中央のマイクまで駆けていき、歌う。中盤からは、まずタイトルを言って、それが正解してから歌う権利を得られる、というルールに変わりました。歌うフレーズの長さは、「私がルールブックです」と言う(笑)あやめさん次第。歌詞は無論、ちょっとしたずれも許さない、なかなか厳しいものでした。
 正解者には親方からレイを掛けられ、間違えたりするとお手付きとして×マークの札を持たされ、一回お休みです。正解の数が多いチームの優勝で、賞品は花組が何より嬉しい、客席からの強い温かい拍手。最後の問題で同点でなければ、一発逆転として正解すると10ポイント(笑)がもらえる、一際大きなレイを懸けて勝負が行われました。
 因みに、曲が流れる前に、あやめさんが「花組イントロ・ドン!」と合図を入れるのですが、「ドン!」の部分だけ客席全員で拳を振り上げながら言いました。ここでのアイリスは、一緒に右手を軽く上げるのですが、耳を澄ませたやる気満々の顔付きで、人差し指を立ててやっていました。アイリスと言うより、久美さんらしい感じですね。

 と言う訳で、「花組イントロ・ドン!」の最中は、アイリスを観ているだけでも、とっても愉しかったです。
 味方チームのメンバーが歌っている時には(相手チームの時も)、後ろで手を叩きながら身体を揺らして踊ったり、歌謡ショウそのままの振りで踊ったり、時には、前に出てきて腰を屈め、両手をひらひらさせて歌っている人を盛り立てたりしていました。また、その歌が持ち歌の人の時には、隣にいた人とその場に座り込んで(笑)、身体を左右に揺らしながら聞き入っていたこともありました。楽しそうな、幸せそうな、そんな輝くような笑顔がとっても素敵でした。
 相手チームのメンバーが味方チームの歌っている人の邪魔をしようとしてきた時には、仲間と共にアイリスもブロックに入りました。笑わせようとしたり、嘘の歌詞を言おうとする人の前に立って通せんぼしたり、邪魔する人の腕を引っ張ったり、腰を掴んで後ろに引っ張ったり、という具合にです。つんとした笑顔だったり、困ったような笑顔だったり、駄目〜というような笑顔だったり、とっても可愛くて愉快でした。
 そして勿論、相手チームが歌っている時には、アイリスも邪魔しようとしました(笑)。大体、味方チームの誰かが邪魔しようと動き出したのを見て、自分も、と邪魔しに行くことが多かったです。この辺は久美さんらしいところかもしれません。嬉しそうに、つつつつ、とマイクのそばに歩み寄っていって、横から嘘の歌詞を囁こうとするアイリス。この悪戯っぽい笑顔が、たまらなく可愛かったです。歌謡ショウではまず観られない笑顔です。胸がとろけるほど、幸せでした☆
 また、邪魔しに行こうとするアイリスをカンナがブロックしようとして、まるでバスケで抜こうとするかのように、フェイントを掛けて突破しようとするアイリスの姿を観ることもできました。
 こうした色々な愉しい瞬間を、久美さんのアイリスは見せてくれました。久美さんご自身が凄く楽しんでいるからこそ、こんな弾けたアイリスを観られたのだと思います。とっても貴重な、久美さんのはしゃいだ姿でした。

 さて、ここからは、アイリスのチーム分けと、肝心の戦績です。イントロが流れてからのアイリスの表情もまた愉しかったです。あ〜!という感じでマイクに向かって突っ込んでいったり、え……?という感じで歩みが止まったり。
 久美さんは自分で不得手な方と認識していたようで、自ら織姫などと一緒に、『よし、あたしたちはブロック隊よ』などと言ったこともありました。「あたし」と言っている時点で、もう久美さんですね(笑)。
 相手チームのマイクへの進入を阻むことに専念しつつ、ここぞ、という時にはマイクに猪突猛進していったアイリスでした。

公演日 チーム分け アイリスの戦果
初日 男役と女役でチーム分け。
  ↓
勿論アイリスは女役チームです。
  ↓
勝敗=負け
「希望の星よ」⇒成功
これだけは〜!とばかりに腕を伸ばしながら思い切り走り込んできて、マイクをゲット! 途中、詰まりそうになるものの、さくらたちがハモってきて何とかOK♪ 初日からこの曲を聴けたのはとっても嬉しいことでしたが、ハラハラしたことも確かです(笑)。星の輝きそのままの、柔らかくて美しい歌声が、とっても素晴らしかったです★
3/22
1回目
寝る時、パジャマかパジャマじゃないかでチーム分け。
  ↓
一人ずつ質問するあやめさんに、『ネグリジェ』と答えるアイリス。パジャマじゃないチームです。
  ↓
勝敗=負け
「私の夏」⇒失敗
思わず前に出てきてマイクは掴んだものの、困ってしまうアイリス。ちょっぴり不安な顔付きでした。織姫ばりに低い声で格好良く歌い出しますが、歌詞(譜割り)がずれ、敢え無く失敗。ちょっと色気が入った良い声で歌っていたのに惜しかったです〜。
3/22
2回目
光武の攻撃方法、間接攻撃組と直接攻撃組でチーム分け。
  ↓
一人ずつ攻撃方法を尋ねるあやめさん。アイリスはこめかみに両手を当て『う〜ん』と唸り、『超能力? 超能力はどっち?』と聞いていました。間接攻撃チームに入るアイリス。
  ↓
勝敗=負け
「絶対運命のタンゴ」⇒成功
自信ありげにマイクを掴みに行ったアイリスでした。前にカンナが歌ったため、マイクの位置を調整しなければならなかったのですが(笑)、マイクがスタンドから外れて、慌てるアイリス。親方に直してもらい、見事に歌い切りました。大人びた声でつんと歌うアイリスが、凄く可愛らしくて素敵でした。大好きなすみれの歌を正解したアイリスがとっても偉いです★
3/23
1回目
西洋人チームと東洋人チームとでチーム分け。
  ↓
勿論アイリスはフランス人なので、西洋人チームです。
  ↓
勝敗=勝ち
この回はマイクの前に立つことはありませんでした。が、すみれの歌、「なやましマンボ」で飛び出すアイリスの姿を見ることができました。カンナに取られてしまいましたが、やっぱりすみれの歌は当てたかったのですね★

また、他の人が歌う「シンデレラ」の冒頭でマイクに駆け寄り、台詞を入れるアイリスを 観ることもできました。「ひーひっひ、わたしは魔女だよ」生でこれが観られたのは初めてでした★
3/23
2回目
久美さん最大の試練(笑)。背の高い方と背の低い方とで、身長差によるチーム分けです。
  ↓
あやめさんに一人ずつ、身長(キャラクターの)を尋ねられ、やおらしゃがみ込む久美さん。『このくらい?』と泣き笑いで言ってみせたのでした。『106センチ』泣く泣く、そう答えました。背の低い方チームです(笑)。
  ↓
勝敗=負け
「サボテンマンボ」⇒失敗
殆ど、皆して前に走っていった勢いでマイクをゲットしてしまったアイリスでした。タイトルは当て、何とか歌い出そうとするのですが、全然、違う四文字熟語から始めてしまいました。失敗して皆が湧く中、アイリスの言い訳が傑作でした(笑)。『だってアイリス、四文字熟語、分かんないよ〜!』その回の大喜利で出た問題が丁度、四文字熟語だったのでした。

「恋はまか不思議」⇒成功
持ち歌です! 唇をきっと引き結んでダッシュするアイリス。しっかとマイクをゲットして、タイトルもちゃんと当てます。「花組イントロ・ドン!」アイリス、きっての名場面! ご存知のように、最初はマリアのパートなのですが、久美さん、マリアの真似して 太い声で歌い出したのでした(笑)。その後のアイリスのパートでは、あからさまに可愛く歌い、芸達者な久美さんの姿を観ることができました★ 更にマリアのパートを太い声で歌ううち、下手側からマリアが迫ってきます(笑)。アイリスは上手側へとマイクをスタンドごと引きずって逃げながら、半分、屈んだような姿勢になって、何とか歌い切り、レイをもらうことができたのでした。久美さん、最高〜★
貸切公演
1回目
この回はちょっと異色で、何とジャンケンの勝敗によるチーム分け。
  ↓
アイリスはチョキで勝ちました。
  ↓
勝敗=負け
「未来の兄弟たちへ」⇒成功
さすが「八犬伝」の曲は気に入っているだけあります。ぱっと出て、すんなりマイクを掴んだ感じでした。ドキドキしている顔ながらも勿論、タイトルはちゃんと言えました。最初は普通にアイリスの声で清々しく歌っていました。普通では聴けないアイリスのソロが聴けて、得した気分★ ワンフレーズ歌い終わり、あやめさんに顔を向けるアイリス。『まだ?』と聞きますが、「まだ」と言われ、『え〜!』と左右にうろうろして慌てるアイリス。が、マリアのソロに入ると、真似して太い声で(笑)、堂々と歌ってくれました。勇ましげな顔も何だか可笑しかったです★
3/26
1回目
血液型によるチーム分けでした。B型とAB型、A型とO型に分かれました。
  ↓
アイリスはAB型。久美さんと同じですね★
  ↓
勝敗=勝ち
「夜空の花」⇒失敗
マイクの前で右往左往する皆の流れの成り行きでマイクの前に立ったような感じでした。ドラマCDからのさくらの曲でしたが『夜空の星』とタイトルを間違えてしまいました。挑戦してみよう、という雰囲気の表情が印象的でもありました。

「希望」⇒失敗
久美さんがサクラの楽曲の中で一等、大好きな歌です。でも失敗です(笑)。いの一番に飛び出して、マイクをゲット! 勿論、タイトルは正解します。が、曲が始まった瞬間、アイリスの表情が考え込むものに……。「どうしてこんなに〜♪」の部分では高音でハモってくれたものの、レニはB型で相手チーム。なので、援護は望めません。レニのパートの歌詞を微妙に間違え、不正解となってしまったのでした。けれどけれど! 『最初、レニのパートなんだもん〜』と、うなだれながら、泣き言を言うアイリスがたまらなく可愛かったです★ そして「可愛いわね〜。でも許せないわ」と言うあやめさんもナイスでした(笑)
3/26
2回目
グー・パージャンケンによるチーム分け
  ↓
アイリスはパーでした。因みにイントロが得意なさくらと同じチームになろうとしたカンナが、ごまかしに失敗してチョキを出してしまい、一人だけのチームになりました(笑)
  ↓
勝敗=勝ち
「すみれチャチャチャ」⇒成功
イントロが鳴った瞬間、あ!という顔になってマイクにまっしぐら。よっぽど歌いたかったのでしょう★ 最初、ちょっと危なげな歌い方でしたが、段々と調子が良くなり無事クリアしました。可愛らしい声なのだけれど、ほんの僅かに大人びた雰囲気で、ちょっぴり> 切なげに歌うアイリスがとっても素敵でした。そしてすみれの最後の曲を、久美さんがとっても大好きな美智恵さんの最後の曲を歌うことができたのも、非常に嬉しいことでした。

「輝き」⇒失敗
断っておきますが、「アイリス悪くないもん」です(笑)。同じチームだったレニに守られるような格好で、マイクをゲットしたアイリス。舞い上がっているせいか、タイトルを言うのにあたふたしていましたが、肝心の歌は問題無し。可愛らしく歌い上げていました。ところがレニがあろうことか自分のパートを間違えてしまったのです! 大爆笑の中、思わずステージに転がっちゃう久美さん(笑)。うつぶせになって肩を震わせ、大受けしていました。こんなアイリス、二度と観られることはないかも(笑)。
千秋楽 あやめさんの合図で一斉に、しゃがむか、しゃがまないかで分けられたチームでした。
  ↓
久美さんは小さくなりたいためか(笑)予想通り、しゃがみました。そしてまたしてもカンナが一人だけのチームに(笑)。「立っているのかしゃがんでいるのか分からない」と、あやめさん談。
  ↓
勝敗=負け
何と最後はカンナが優勝したのでした!
「つばさ」⇒失敗
「輝き」に続いて、「アイリス悪くないもん」です(笑)。紅蘭と同じぐらいのタイミングでマイクを掴んだアイリス。同じチームなので一緒に歌うことになります。持ち歌なので結構長く歌わせられました。懐かしいアイリスと紅蘭の掛け合い、柔らかなマリーの歌声が非常に素敵でした★ と、良い感じに歌っていたのですが、二度目の紅蘭のソロで、紅蘭は間違えてしまったのでした。爆発音が鳴り響き、「またやってもうた〜」と叫ぶ紅蘭と共に舞台奥へと引っ込んでいったのでした(笑)。

千秋楽ならでは部分では、「春がくる」を、アイリスも一緒に歌いました。さくらがマイクをゲットして、親方も交えて皆で歌うことに。桜の花びらも降ってきて、とっても美しく温かいワンシーンでした。アイリスの深みのあるハーモニーに思わず耳を奪われてしまいました★

 「花組イントロ・ドン!」については、ここまで。歌が不得手な久美さんだけれど、ご覧の通り、お客さんを楽しませようと、そして久美さん自身、かなり楽しんでいるようで、ハメを外して頑張っていました。
 珍しい(笑)アイリスの姿も観ることができました。
 因みに、貸切公演の2回目のチーム分けは、体重だったそうです。アイリスは18kg……。
 身長でチーム分けするより酷です!(泣)
 可哀相な久美さん……もう泣きそうです(笑)。
 でもおいしいですよね★


 この後は、「サクラ」に関する豪華賞品5点を懸け、カンナを相手に「ジャンケン大会」が行われました。
 久美さんが絡んだ賞品は、花組全員のサインが入った「サクラ祭り」のポスター(クオカード付き)、同じく花組全員のサインが入った「海神別荘」と「新編八犬伝」のポスターのセット。
 更に一つだけ、こんなのもありました。
 お客さん全員、最初は立って、あいこか負けた人は座っていき、数人に減ったところでステージに上がってもらう、という形式だったのですが、小さな男の子がステージに上がりました。そこで5人に絞るため再度ジャンケンが行われたのですが、運悪くその子だけが負けてしまいました。すると優しいカンナは舞台袖から、歌謡ショウ「つばさ」のグッズ、アイリスの絵が描かれたうちわを持ってきました。何とそれは、久美さんから真弓さんにプレゼントされたもので、久美さんのサインが入っていたのでした! それがその男の子に贈られたのです。何より一番、それが羨ましい賞品でした☆
 「ジャンケン大会」が終わると、歌のコーナーが再開。あやめさんの「夜のサンバ」が披露されます。そして、トリです。


◎「エチュード」

 歌のコーナーのトリを飾ったのはアイリスでした。「熱き血潮に」より「エチュード」。冬服を着ての登場です。ちょっと大きくなるけれど(笑)、お人形らしさが増す純白のエプロンドレスは、目を離せない可愛らしさです。歌謡ショウでは黄色い夏服が定番となっており、冬服を纏うのはたびたびですが、観るたび似合っていく久美さんです。舞台の上で、久美さんとアイリスが限り無くイコールで結ばれているからこそ、夏服と比べると着こなしが難しい冬服も、違和感無く似合うようになったのかもしれません。
 第1回の歌謡ショウ「愛ゆえに」でもジャンポールが飛んだように、今回もジャンポールが飛びました。釣竿にぶら下がった格好で、舞台奥で黒子さんが移動させていました。とても斬新な手法です(笑)。
 しかし。
 これは笑い所なのだろうけれど、アイリスの、胸に灯がじんわりと差すような温かい歌唱の前では、はっきり言って些細なことでした。
 舞台下手から登場して、「好き、好き、好き〜♪」と最初は切ない感じで歌います。両手でマイクを持って、アイリスの黒目は大人びて輝いていました。
 切ない雰囲気の歌唱が、ゆっくりクレッシェンドが掛かって明るくなっていく感じで、サビに入る頃には柔らかな笑みが浮かんでいました。
 舞台上手、ジャンポールのそばに屈み込んで歌う様が最も印象的なシーンでしょうか。
 アイリスの小さく可愛らしい笑顔、屈んだことで際立つ冬服の純白、そして久美さんの膨らみと深みのある歌声で「ジューテ〜ム♪」と盛り上げていく様は、本当に素晴らしかったです。
 この後、ジャンポールは舞台下手へと移動し、ほのかな笑いを誘うのですが、正直、今の久美さんの歌唱力やアイリスを演じる可愛らしさの前では、弱いくらいの演出だと思います。
 曲はショートバージョンで、再びサビが繰り返されます。立ち上がり、未来の自分を、未来のおにいちゃんを思い浮かべているような笑顔で歌います。ここでは、もういつもの子供のアイリス。夢見心地な感じのゆったりとした、可愛らしい振りで、歌います。
 後奏に入ると、上手から下手へ、両手を左右に小さく振りながら移動します。物凄く可愛いポイントです。今までのアイリスの歌唱とキュートさに魅了されたところに、とどめを刺されるような感じです☆
 ラストは中空を漂うジャンポールを跳び上がってキャッチし、右腕で抱えながらポーズ。
 アイリスの「エチュード」はやはり良い曲です。久美さんの歌唱もかつてと比べると、声の安定感・柔らかさは段違い。安心して聴ける、云々どころではなく、すっかり心を奪われてしまいます。とっても素敵です。
 さて、歌が終わると、アイリスのトークです。細かい言い回しは回によって変わったところがありましたが、基本はこんな具合です。

 開口一番、
『アイリスは10歳。……こう見えても』
 笑いが起きる中、ちょっと間を置いて、
『フランス人。……誰が何と言おうと!』
 つんとした強い口調でアイリスは言います(笑)。舞台下手から上手に向かって歩いていきます。
『でね! アイリス、霊力がすっごく強いでしょ。だからフランスにいた時、お友達はジャンポール一人だけで寂しかった』
 昔を思い返しつつ、でも寂しげではなく、過去の辛さをしっかり喋れる強さを持った感じです。
 そして、ぱっと顔を輝かせ、
『でも、今は花組のみんながいるから、凄く楽しい!』
 えへへっ、と笑います。
『あ、アイリスの夢……知ってる?』
 客席に向かって問い掛けます。
『アイリスの夢はね、おにいちゃんの嫁さんになることー!』
 とっても可愛いアイリスです☆
 と、思ったのも束の間(笑)。
『でもさー』
 紛れも無い久美さん節で、うんざりと言います。この変わり身がかなり面白かったです。
『ライバルが多いんだよねー。さくらでしょ、マリアでしょ、すみれでしょ……』
 ジャンポールを脇に抱えながら、指折り数えてライバルの名を挙げていくアイリス。『カンナ……カンナは違うかな』なんて失礼なことを言ったこともありました(笑)。
 と、はっとした顔になって、客席の方を向きます。
『……それに最近、あやめおねえちゃんも怪しいんだよねー! 大人の魅力? とか言っちゃってさ』
 難しい顔になって、アイリスはそう言います。そして、舞台下手の方を気にしながら、
『ああ〜ん、もう! 何か気になってきちゃった。アイリス、ちょっと様子を見てくるね! じゃあねーまた後でねー!』
 と、あたふたした口調で言いながら、舞台下手へと走っていきます。
 以上、おませなアイリスちゃんでした★

 さて「エチュード」でも色々なことがありました。以下、それをちょっと紹介してみますね。
台詞が飛んじゃった編
⇒初日
 この日の大喜利の中で、アイリスは『台詞が飛んじゃいました』という答えを言いました。そして「エチュード」を歌い終わった後のトークで、それが本当に起こってしまったのです。
『あ、アイリスの夢……知ってる?』
 これが出てこず、或いは先にこう言ってしまったから出てこなくなったのか、まず、『ねえ知ってる?』とアイリスは言います。そして、舞台上を行ったり来たりしながら『……知ってる!?』『……知ってる!?』と、お客さんに向かって問い掛けを繰り返します。
 やがて、半分、失笑しながら、『アイリスの、願望、知ってる?』と切り出したのでした。どうやら、¨夢¨が出てこなかったみたい。『知ってる?』とだけ聞かれても困ってしまいます(笑)。
 初日ですもの、色々なことがありますよね。
 カーテンコールで、一人ずつ挨拶するところでは、「エチュード」で台詞が飛んでしまったことを白状していた久美さんでした★

ジャンポール痛かったよね編
⇒3月22日・1回目の公演
 「エチュード」の曲のラスト、ジャンポールをキャッチするところで、危うく取り落としそうになっていました。思い切りジャンポールを掴んでしまった感じ。
 トークが始まるところで、『ジャンポール、痛かったよね』と泣き笑いの表情でジャンポールの頭を撫でていました。
 ちょっとしたミスも、可愛い見せ場にして活かす久美さんでした★

お客さんに聞いてみよう!初挑戦編
⇒3月22日・2回目の公演
 「エチュード」を歌い終わった後のトーク、『アイリスの夢……知ってる?』というところで、やおら最前列のお客さんにマイクを向けるアイリス。
 ちょっとびっくりしました。勿論、考えてはいたろうけれど、台本には載っていないこと(恐らく)。お客さんにコミュニケートすることは、非常に上がり症で不得手であった久美さんが、しかもアドリブで……。
 中腰になってお客さんの一人にマイクを向け、『知ってる?』と尋ねます。その客さんは見事、答えることができ、アイリスは満面の笑顔で『ピンポンピンポ〜ン!』と正解だったことを告げます。
 そして、『そうなの! でもねー』と続けるのですが、肝心の夢が何なのであるかを、マイクを通してお客さんに教えることを忘れてしまったのでした。
 初日から観ている私は特に違和感無くアイリスに見取れていたのですが、後で親方がそのことに突っ込んでいました(笑)。
 久美さん、惜しかったです。でも、お客さんに自らマイクを向けるなんて、昔からは考えられなかったことです。素晴らしいです★

アイリス怒る(笑)編
⇒3月23日・1回目の公演
 歌い終わった後のトーク、『アイリスは10歳。……こう見えても』という下りでは、毎回、多少、笑いが起きるのですが、この回では何と、その笑いが起こった後、
『なに笑ってんの』
 と、ちょっと怒った声で言うアイリスの姿が見られました。
 一瞬のことですが、可笑しくも可愛い、貴重なシーンでした。久美さんの間が本当、絶妙★

お客さんに聞いてみよう!無邪気なアイリス編
⇒3月23日・2回目の公演
 この回、再び、『アイリスの夢……知ってる?』というところで、久美さんは客席にマイクを向けました。
 最前列のお客さんの一人に、『……ねえ、おにいさん。アイリスの夢、知ってる?』と聞いてみたのでした。そ〜っと尋ねる感じで、アイリスの笑顔の下で、久美さんもどこか楽しそうに見えました。
 すると、そのお客さんは緊張していたのか、本当に分からなかったのか答えを言えませんでした。
 この後の久美さんのアドリブが非常に見事でした。
『え〜、知らないのー!』
 すねてしまうアイリス。客席からも「えー!」という声が上がります。
『じゃ、教えてあげる。アイリスの夢はね、おにいちゃんの……、おにいさんじゃないよ、おにいちゃんのお嫁さんになること』
 マイクを向けたお客さんにぱっと向き直り、そう付け足します。無邪気ゆえにきついアイリスです(笑)。
 それにしても、とっても冴えた繋ぎ方でした。
 そしてその回のフィナーレ。一人ずつ挨拶するところで、久美さんはそのお客さんに、『さっきはごめんね! おにいさん』と謝っていました。久美さんの声で、とっても申し訳無さそうに。
 ここで謝るところが、気遣い、優しい久美さんらしいです。冴えたアドリブに加え、これは非常に嬉しい一幕でした★

お客さんに聞いてみよう!子供大好き編
⇒3月26日・1回目の公演
 歌謡ショウのカーテンコールなどの時、前の席の方で小さなお子さんを見掛けると、子供が大好きな久美さんはよく手を振ってあげます(この「サクラ祭り」でも、そんな姿が見られました)。この回では久美さん、最前列に座っていた小さな女の子にマイクを向けました。
『アイリスの夢……知ってる?』
 と、しゃがんでマイクを向けてみます。
『お母さんに聞いてみる?』
 隣に座っていたお母さんに顔を向ける女の子。この辺はすっかり久美さんに戻っていたようでしたが、何ともイベントらしいです。
 やがて女の子は、「おにいちゃんの恋人になること」と答えます。
 それに対しアイリスは、
『うん。それもある。おにいちゃんの恋人になること。それも正解』
 考えながら喋っているので、久美さんがとアイリスが入り混じった喋り方でした。
『おにいちゃんのお嫁さんになること。それがアイリスの夢』
 と、繋いでいました。
 アドリブが不得手な方だった久美さんですが、段々とお上手になってきたようです。繋げ方はとっても冴えているので、後は久美さんの地が出ないようになれば完璧です。でもイベントだから堅いこと言いっこ無しですね★
 またこの回では、カンナが舞台に差し入れのお菓子を持ち出し、あやめさん、大神さんに無理やり食べさせていたのですが、それを受け、トークにこんな内容が入っていました。
『……それに最近、あやめおねえちゃんも怪しいんだよねー!』
 この下りの後、
『あ、今日さ、あやめおねえちゃん、自分が食べたお菓子をおにいちゃんにも食べさせてたじゃない。あれって間接何とかって言うんだよね』
 と、こそこそ話をするように言い、半泣きの表情になってあやめさんの様子を見に走っていったのでした。
 突発的な出来事を上手に使った久美さん。「初笑い七福神」の東京・大阪千秋楽で沢山、ネタを用意してくれた久美さんでしたが、そうしたネタを出す楽しみや度胸も久美さんの中で増したのかもしれません★

ジャンポール落ちちゃった編
⇒3月26日・2回目の公演
 「エチュード」の曲の後半、ジャンポールが舞台下手へと移動したところで、何と釣糸から外れて落っこちてしまいます。
 それを見たアイリスは、あ〜!という顔で慌てて下手へと駆け寄り、ジャンポールを拾い、右脇に抱えます。そしてその状態で振りを付けながら歌い、最後もアドリブで繋いでポーズを決めたのでした。
 歌い終わってから、『大丈夫だった? ジャンポール』と頭を撫でるアイリス。照れ笑いしながら、『びっくりしちゃったよー』と言う久美さんでした。
 ジャンポールを拾い上げてからも久美さんは、全く自然で、崩れることなくしっかり歌い、踊っていました。表情はアイリスのまま、久美さんの素が出ることなくです。久美さんの見た目の平常心ぶり(内心はドキドキされていたでしょうが)と見事な機転に、ここは感動してしまいました。お見事でした。
 更にこの回は、アイリスが大喜利で座布団10枚を達成し、「おにいちゃんを一日自由にしていい券」をゲットした回でもありました。
 トーク中、あやめのことを心配する下りで、
『あやめおねえちゃんのことが気になるけれど、でもアイリス、座布団10枚たまったから、「おにいちゃんを一日自由にしていい券」を使って、おにいちゃんをメロメロにしちゃうんだから!』
 と、息巻く姿も見せてくれました。アイリスってば、もう可愛過ぎです!
 最後は、『ああ〜、でもやっぱり心配だから』と上手に繋いではけていきました。

ちっちゃくて可愛いアイリス編
⇒千秋楽
 歌終了後のトーク、客席からの掛け声にしっかり返していたアイリスでした。
『アイリスは10歳。……こう見えても』
 「ちっちゃくて可愛いー!」という声が飛び、
『でっしょー! アイリスもそう思ってたんだ』
 輝くような笑顔で応えるアイリス。
『でね、フランス人』
 という下りで、久美さんは上手にアドリブを利かせてくれました。
『……そう思う?』
 と、客席に問い掛けます。すると「思うー!」という声が多数、飛び、
『ありがとうー!』
 と返したのでした。
 更にこの千秋楽では、カンナが日本酒を持ち出して、あやめさん、大神さんと回し飲みしたことがあったのですが、それを受けて、アイリスも。
『あやめおねえちゃんも最近、怪しいんだよねー。山崎さんがどうのとか言ってるけど、今日もさ、日本酒、回し飲みしてたじゃない? あれって間接何とかって言うんだよね! ……あれ? そう言えばカンナも飲んでた? でもカンナはいいか』(笑)
 といった感じで、上手にネタを受け継ぎ、最後の最後まで楽しませてくれた久美さんでした★

 以上です。
 ネタ作り、アドリブ、お客さんに対する受け答え。久美さんが見せてくれた、愉しいパフォーマンスの数々。
 それは、今までなかなか見せる機会が無かっただけかもしれません。いつもよりリラックスし、イベント自体を楽しんでいたことに拠るものなのかもしれません。
 しかし少なくとも、このイベントを通して久美さんの役者としての柔軟性は着実に広がった、「エチュード」終了後のトークでした。久美さんの可能性はまだまだ無限大です。


 「エチュード」とアイリスのトークが終わると一旦、幕が下り、親方が場を繋いで、フィナーレとなります。アイリスは冬服から夏服へと着替えます。終盤は非常に慌ただしい久美さんでした。


◎フィナーレ

 フィナーレは「熱き血潮に」のエンディング・テーマ、「花咲く乙女」でした。
 アイリスはメロディ・パートもさることながら、低音を歌っているところがとっても印象に残っています。ちょっとだけ耳を澄ますと聴こえてくるのです。
 心をきゅっと掴んでくる、可愛らしい低音、低音なのだけれどキュートな歌声。
 それが物凄く魅力的でした。
 振りは可愛らしく静かに、サビで勢いのある動きが加わる、という感じ。可愛い振りは誰よりぴったり似合うアイリスです。上手に行っても下手に行っても目が離せませんでした。
 ぐるりと回転してスカートが舞い上がるところも結構あり、アイリスの可愛い脚でありつつ久美さんの綺麗な脚に、つい見取れてしまうこともありました。
 最後は、花組が中央に集まり、アイリスは上手寄りの方で立ち、静かに空を仰いで、ポーズを決めていました。

 ラストは「ゲキテイ」、「全国の大神少尉に敬礼!」と、恒例のお楽しみが続き、カーテンコールでは花組が一人ずつ挨拶をしていました。
 アイリスは、
『ほ〜んと、イベントは楽しいよね! アイリス、すっごく楽しかった! また会おうねー、バイバーイ!』
 ハプニング色々の「サクラ祭り」、『イベントは¨色々¨あって楽しいよね!』と言って吹き出したこともあった久美さんでした(笑)。

*最後に・・・
 「サクラ祭り」は、久美さん寄りなアイリスの姿、不意に飛び出す久美さんの素を観ることができたイベントでした。また同時に、舞台上では久美さんとアイリスは限り無くイコールで結ばれていることを、改めて強く感じたイベント、そして久美さんの進歩、或いは今まで出す機会が無かった久美さんの役者としての横顔もいっぱい感じられたイベントでした。
 「久美さん」の姿を沢山、感じられたイベント。役者として久美さんは、そんなに心配する必要は無いはずなんだけれど、どこか放っておけない久美さん、どこか危なっかしい久美さん。だからいつも以上に胸がドキドキして、普段は出せないコールなども入れることができました。
 そして何より、久美さんご自身もとっても楽しんでいたということ。これが胸を熱くさせてくれました。
 本当に、幸せいっぱいな最高のイベントでした★★★

 
  

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