嫉妬について
2003/08/18
 
人を好きになってしまう感情は、二人の付き合いが長くなっていくとともに気持ちも解かり合って、何もいわなくてもお互いに心が通じる…という以心伝心の仲になっていく。

だが二人の仲に第3者の人間が、二人の知らないところで仲良くしていただけでもいい気がしないといった、猜疑心。いたっては嫉妬にまで発展してしまうケースというものは多いものだ。

一般的に嫉妬心というのは、女性に多いといわれている。言い換えると、女性は一人の男性に尽くして愛を育みたい…といった献身的な性格を持ち備えて生きていくのに対し、男性というのは一人の女性に縛られるといったことを嫌う。この根本的な違いがあるせいか、男性はそんな女性の気持ちを汲むことはしないで、浮気といった曖昧な形でごまかそうとする。

本当は嫉妬などといった感情で妬むより、相手のことを信頼できる心でパートナーと向かい合うことが出来るのが一番いい。理屈の上では解っていても、現実の世界ではなかなかそう都合良くは行かないものだ。

「嫉妬は最大の愛情表現である」「嫉妬は愛情の裏返し」と語る自称失恋心理学者もいる。
だけど、これは紛れもなく言い訳だと僕は思う。

相手方が嫉妬することで、実はこっそり楽しんでいる人も中にはいる。相手が嫉妬することで一種の優越感が生まれるのかも知れない。「彼は(彼女は)それほどに自分のことを好きなんだ。」という・・・。

嫉妬しなくなるときは、すでに愛も終っている・・・と考えられるので、嫉妬も大きな意味では、愛情のひとつの表現なんだと思う。ただ、それも程度もので、過度の嫉妬が元でケンカが生まれ、愛が壊れることもある。
人は自由を求める生物。拘束されることを嫌う傾向があるから、極度の束縛は破滅への第1歩と考えていいと思う。もちろん人それぞれ多少の違いはあるけれど。


(終)
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