<ポスター>

◎7枚目◎




▼2003/12/8▼

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PSゲーム
「スーチーパイ アドベンチャー
        ドキドキ・ナイトメア」
(定価:6,800円で発売中)
久美さんの役⇒みるく(ミルキーパイ)
       河本小百合

 ご存知、スーチーパイ・シリーズですが、麻雀が分からなくても大丈夫なゲームです。タイトルにある通り、アドベンチャーゲーム。
 口付けによって悪夢を見せ、昏睡状態にしてしまう、悪魔と人間の間に生まれた少女「リリム」から、神用賀の町の女の子たちを守り、最後は意中の女の子とデートしちゃう、といった内容のゲームです。
 町を歩き回り、女の子と会話し、出てくる選択肢を選ぶ、といった部分はオーソドックスなタイプのそれですが、夜になるとリリムと対決。なぞなぞで勝負をして3問中2問、正解すれば、その場にいる女の子を守ることができますが、失敗してしまうと、その女の子は悪夢の世界に引きずり込まれ、目を覚まさなくなってしまいます。そうなると、その女の子とのエンディングは迎えられません。意中の女の子とデートするためには、リリムの魔の手から守ってあげなくてはいけないのです。
 さて、久美さん目当てだけでも、このゲームは何度も繰り返しプレイする必要があります。
 普段の会話の台詞は勿論のこと、普通に眠っている時、悪夢に陥っている時、といった具合に眠っている状態で聞くことができる寝言にも2種類ありますし、また、なぞなぞに勝ち、ある女の子を守り切った場合、その代わりに他の女の子が悪夢に陥るのですが、その際にリリムに口付けされるというムービーもあります。
 久美さんの場合、二役ですからお楽しみも倍です☆ 芝居については、もう言うまでもありませんが、みるく(ミルキーパイ)の方は目一杯、ハチャメチャに、可愛く凶暴に、そして濃く、サユリちゃんの方は目一杯、天然に、ふわふわと色っぽく演じています。
 そんな二人ですが、エンディングは両方とも、かなりドキドキしてしまうかも(?)。手軽に出来るゲームですので、ぜひプレイしてみて下さい。
 因みに、みるくのエンディングでは、「ウサギ de STUDY」というタイトルで久美さんの歌も流れます。とっても可愛らしい歌ですが、途中のラップの部分は「力技で一気に押し切っちゃいました(笑)」と久美さんがおっしゃる通り(といったコメントがお写真付きでマニュアルに収められています)爆発しています(笑)。「DOKI DOKI VOCAL COLLECTION」(定価:2,548円)というCDにも収録されている曲で、一聴の価値ありの愉しい曲です。キャラクターの持ち味を最大限に活かして歌える、久美さんならではと言って良いでしょう。
 個人的に名シーンとして挙げたいのは、自分が集めた地球の制服でファッションショーをするという、ミルキーパイの妄想でしょうか。一人で掛け声を入れ、「ぱちぱちぱちぱち〜」と、あの久美さん節で口で拍手を入れる、とっても愉快な場面です。あまつさえ、もう一回、見るかと尋ねてくるミルキーパイに笑わせられます。因みにここは選択肢です。もう一回、見ておきましょう(笑)。
 それから、寝言は二人とも、かなり面白いです。普通に眠っている時は可愛く、悪夢にうなされている時は妙に色っぽくて、でも言っていることは変てこ。よ〜く耳を澄まして聞いてみましょう。楽しめること請け合いです。他のキャラクターと比べても、寝息も含めた演技の柔軟さ(幅広さ)は秀逸です。本当に面白い芝居を聞かせてくれる久美さんです。
 2枚組で、回想モードの他におまけとして、3つのミニゲームも遊べます。ミニキャラでみるく&ミルキーパイとサユリちゃんを操作できるのですが、ここでの細かい声も非常に愉快で可愛いので必聴です。ゲーム自体はとても簡単ですが、久美さんの愉しい声聞きたさについついはまってしまいます。
 久美さん最大の代表作の一つです。私などの能書きを読む暇があったら(笑)、とにもかくにも即、購入してプレイです!
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▼2003/12/15▼

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OVA「ドラゴン・フィスト」
(VHS。新品は難しいです。
 中古店・レンタル屋さん等で)
久美さんの役⇒交野冬香

 同名の漫画が原作の、1990年頃の作品です。
 中国に住む、特殊な力を持った一族、白龍一族の長の子、「フェイロン」が主人公の話。バックボーンに色々な設定があるようですが、このOVAでは余りそれは関係無くて、彼が、とある学園で巻き込まれた事件が描かれています。
 久美さんは、その事件のヒロインです。
 「交野冬香(かたのふゆか)」という名前の女子高生。なのですが、実際には、彼女の幼馴染みである「直樹」が、彼女を殺してしまい、その穴埋めに作った「交野冬香」のクローンということになります。見た目、薄幸の美少女といった感じで、久美さんはそれに相応しい、線が細めの可愛い声で演技しています。
 但し、自分は¨交野冬香¨ではない、あたしはあたしと言い張る、自分の意思を持った女の子で、そうした強さもしっかり表現しています。クローンを作った直樹に手を貸した、「杉浦」たちに追われる冬香ですが、実験のサンプルになるのは嫌、自分とは関係無い冬香の記憶を植え付けられるのは嫌だと訴える彼女。序盤で、「自分の命は自分のものって信じるのは……いけないの……!?」と泣き出すシーンは胸にぐっとくるものがあります。か弱げながらも、生きたい、という意思、彼女自身の意思が見ているこちらにちゃんと伝わってくる演技が、特に良いところであると思います。
 また、自分を連れ戻しに来る直樹を、きつい語調で突っぱねるシーンも見所です。一言一言に、リアルな怒りがこもっていて、確かに年代的にはかなり以前の久美さんなのですが、圧倒されます。また、オリジナルの冬香の記憶(心)がふっと甦って、自然とそれが台詞に反映されているのも素晴らしいところだと思います。因みに回想シーンで出てくる、幼い頃の冬香も久美さんが演じています。両親を失い、死というものが良く分からず、会えないことに泣いている、涙を誘う芝居です。違う世代、特に小さな子供の頃の姿も同時に演じられるのは、やはり久美さんの強みですね。
 やがて、そんな冬香にとってフェイロンが心の拠り所となっていくのですが、杉浦たちに捕らえられ、ある事実を知らされることになります。
 直樹は、冬香を殺してしまってその穴埋めに彼女のクローンを作ったのではないということ。本当は、冬香が癌で余命いくばくも無かった為に彼女のクローンを作ったのだということ。そして生命体実験をした責任を取る為、自分の命を断ち、「ずっと君のそばにいる」という幼い頃の約束を守るべく、自分のクローンを作り、彼女のそばに置いたということ……。
 それを知り、冬香は生きていく気力を失ってしまいます。力を失った声で、正に天国へと往かんとする声で、自分の命を絶とうとするシーンは秀逸です。40分弱という尺にしては多くの内容が詰め込まれているお話で、脚本のせいもあってちょっと疑問府が浮かんでしまう芝居もありますが、冬香の心情の変化をしっかりこちらに伝えている久美さんの演技はとても良かったと思います。台詞と台詞の間の呼吸にも耳を傾けてみると、更に感動するものがあります。
 冬香はこの先、どうなるのか……。悲しい結末が待っていますが、見て良かったと思える久美さんの演技であることだけは間違いありません。
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▼2003/12/22▼

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ドラマCD
「夢のクレヨン王国
   シルバー王女おとぎ話の旅」
(廃盤。中古屋さん・レンタル屋さん等で)
久美さんの役⇒赤大臣

 1997年9月〜1999年1月に掛けて放送された人気アニメ、「夢のクレヨン王国」のドラマCDです。
 同名の児童文学が原作のメルヘンファンタジー。個性的なキャラクターが多数、登場する、現代的なメルヘンファンタジーという感じです。
 12の悪い癖を持つ「シルバー王女」が、両親を石にした少年を探すため、12の野菜の精を連れて旅に出る、そんなところから始まる物語です。
 久美さんはお城でシルバー王女を待つ、12の「クレヨン大臣」の中の一人、「赤大臣」の役。おしゃぶりをした、小さな赤いクレヨンの姿をしたキャラクターで、アニメでは全70話中、五つの回で登場しました(同時に久美さんが演じた「オパール王妃」も同様)。
 赤ちゃん言葉で、ころころした、とっても可愛らしい声で久美さんは演技しています。語尾は「でちゅ」(笑)。思わず、口元が緩んでしまう、無敵の可愛らしさです☆
 ドラマCDでは、おとぎ話の主人公になってみよう、とシルバー王女が言い出し、お馴染みのキャラクターたちが、「シンデレラ」や「かぐや姫」の世界の登場人物に扮するのですが、何と言っても性格に問題ありまくり、12の悪い癖を持つシルバー王女ですから、上手くいく訳も無く……。
 クレヨン大臣たちはナレーション役として登場します。久美さんの赤大臣は、「桃太郎」のラストと、「白雪姫」の冒頭で喋ります。
 アフレコ中の久美さんの顔が思い浮かんでしまうくらい、楽しげな雰囲気の芝居で、濃ゆいです。
 軽快に、ともすれば只の説明台詞になりそうな台詞も、物語の展開に合わせ、自然にメリハリ効かせて感情こめて、面白く聞かせてくれます。短い出番ですが、一聴の価値あり! 自然と笑顔になってしまうのです。
 久美さんならではの絶妙のテンポでボケもかましています。ボケをかまして怒られて、退散していく様も可愛くて面白いです。久美さんにしか出来ない、声の使い方であると思います。
 個性的な声優さんたちが入れ替わり喋る中で、いささかも色褪せない強い個性を発揮しているところもさすがです。
 良い味の声優陣が展開する文句無しに楽しい世界ですので、久美さん目当てに足を踏み込んでみてはいかが?
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