アイリスちゃんNG集
歌謡ショウファイナル「新・愛ゆえに」


私が知る限りの、公演中に起こったアイリスちゃんのNG集です。
舞台はフィクション故、これは全てフィクションです。
実在の人物とは一切、関係ありません(笑)。



◎カーテンコールの「あなたが楽しければ」の振りを2回、間違えるアイリス。

 初日にいきなり、やってしまいました。「間違えた〜」てな感じと、素知らぬ風に続けようとする感じと、その狭間の微妙な苦笑いが、凄い可愛かったです。今もはっきりと覚えています。リクエストに応えて更にもう1回、間違ってくれました(爆)。一度、動揺しちゃうと弱いですね、久美さん。

◎「ゲキテイ」の「それが帝国歌劇団なのです!」の下り、右腕を胸の前に持ってくるべきところで、いきなり敬礼のポーズを取ろうとし、思わずぎょっとした顔になるアイリス。

 これはアイリスファン仲間の方から、話に聞いたものです。確か初日。気合いが入り過ぎていたのでしょうか。何年やっているんですか!と叱りたいところですが、想像すると超可愛いのでまあいいか(爆)。「ゲキテイ」の振りを間違えたことは、他の花組メンバーだって過去にありましたが、こんなウルトラCは誰もやったことが無いでしょう。皆さん、毎夏毎冬、ちゃんと「ゲキテイ」の練習をする訳ですね(笑)。

◎最後の挨拶をかんでしまう久美さん。

 「○○役の○○です」。キャラクターを脱ぎ、一人の役者としてお客さんに対して別れの挨拶を告げる、とても悲しくて切ない瞬間。15日の夜のことです。かんじゃいました、久美さん(笑)。「かみましたけどね」と笑顔で自己申告するところは、久美さんのセオリーですね。でもその後、いっぱいいっぱいになりながらではありましたが、紡いだ言葉は毎公演通り、忘れないでと言う願いや感謝、沢山沢山、心がこもっていました。毎日のように観ていた自分なので、これだけは保証します。

◎「鉛の弾丸に口づけを」の殺陣で、しゃがむ動作を飛ばしてしまうアイリス。

 一幕の最後、歌と絡めながらの殺陣のシーン。上手側で、人造人間の攻撃を屈んでかわして、往復びんたを食らわす動作がありますが、そこでしゃがむのを忘れてしまいました。いつもはノーダメージですが、16日はアイリス、35ポイントほどダメージ受けた感じ(笑)。その後の流れが微妙におかしくなりましたが、でもまあ、怪我など無くて本当に良かったです。

◎「カンナの乙女の夢」のラストで引け際の菊ちゃんにアップで迫られ、笑ってしまうアイリス。

 「カンナの乙女の夢」ならぬ「カンナの妄想」で、ケーキにされちゃった可愛い紅蘭の歌が終わり、薔薇組が追ってはけていく瞬間のことでした。アイリスは椅子に座ったまま静止している訳ですが、そこで菊ちゃんがどアップでアイリスに顔を大接近(笑)。曲終了後、案の定、うつむいて笑ってしまうアイリスでした。確か後半の日程。1回きりの貴重な瞬間でした。

◎口上でかんじゃうアイリス。

 一幕のラストシーン、暗闇博士たちの前で見得を切る場面。「フランス生まれのアイリスです!」。これも後半の日程。あろうことか、ここでかんじゃいました。もう、アイリスったら。そういう台本だった、としかもうフォローできません(爆)。でもアイリスだから、ここは許されますよね。温かな笑いが客席で起きました。10年、一緒にやってきて、武ちゃんの噛み癖が写ってしまったのでしょうか(笑)。



 笑い話としてエピソードを書いてみましたが、やはり休演日無しの11日15回公演は、想像を絶するハードさであったと思います。いかに20年以上に渡って舞台に立ってきた久美さんでも、ここまできつい日程は無かったはずです。疲れが原因と言うのもあったでしょうし、体調自体、絶好調でなかったのかもしれません。
 16日の公演では、声の調子を崩されたようで、歌や台詞の語尾が掠れてしまうことがありました。その後の調子は浮き沈みと言った感じで、声の出し方に気を遣ったり、芝居を僅かに変えたりしつつ、踏ん張っていました。
 けれど、アイリスは素晴らしく可愛かったです。毎日のように観ていた人間だから分かってしまう体調の変化があっても、久美さんは一片の曇りも無くアイリスでした。舞台の上のアイリスは毎日、元気で可愛くて思いやり深くて、素敵な女の子でした。
 そして千秋楽、見事に務め上げました。「朝日のように」の出来などは、全日程中、1、2を争う素晴らしさだったと思います。「ホントにホント」です。「よ・おぉに〜♪」の辺りの見事さは、毎日毎日、アイリスが後の楽屋のシーンで「いまいちだったー」と嘆いてきた訳ですが、最後の最後に完璧に上手くいった、まるでアイリスが唯一やってみせた千秋楽ネタだったのではないかと錯覚してしまうほどでした。
 改めてお疲れ様でした、久美さん。


     << Prev     Next >>