〜太正浪漫堂 出張店舗〜
「サクラ前線2004」in東京
トーク&ライブイベント
☆ミニミニレポート☆



 太正浪漫堂が期間限定で、全国各地に出張店舗を出店!
 それに即したイベントが各地で行われました。福岡では広井王子さん&横山智佐さん、大阪では田中真弓さん&陶山章央さん、名古屋では高乃麗さん&渕崎ゆり子さん&伊倉一恵さんがトークにライブと、イベントを務めました。
 そしてトリを飾る東京では、横山智佐さんと我らが久美さん!
 なかなか無い組み合わせと言えば組み合わせ。でも記憶に新しい「新宝島」では、ジャングルのシーンでそれぞれ「タイガーチェリー」と「シマウマ」を演じた、¨男子たまらない¨(by 岡本麻弥さん)コンビでもあります(笑)。
 イベントの参加権は、秋葉原は「ジーストア姉妹モール アキバMNビル」の3Fにある出張店舗で、お買い物3,000円毎で1回、ガラガラを回して当てるというもので、嬉しいことにアイリス色、黄色の玉が当たりとなっておりました。
 拙いものではありますが、第2回目のイベントの内容を元に書いてみた、ちょっとしたレポートをここにお届け致します。


■オープニング
 会場は出張店舗がある「ジーストア姉妹モール アキバMNビル」の6F、「キュアメイドカフェ」。縦に長い店内に、左右に3つずつ椅子が並び、中央に通路。後ろが立ち見でした。ステージは背の高いテーブルに椅子。
 横山智佐さん、久美さんの順に中央の通路を歩いてきて登場。久美さんは向かって右側に座りました。飲み物もそれぞれ用意され、久美さんの方は純粋なお水(?)みたいでした。
 そしてご挨拶。アイリスの格好じゃなくて、西原久美子本人として人前に出るのは苦手だった久美さんですが、「花組カメラ」に鍛えられたとおっしゃっていました。
 服装は、上が肩が見える、ゆったりとした白いブラウスで、白い肩紐がなかなかセクシーでした。下は黒いパンツに黒いミニスカートを履き、左にキュートなパンクスっぽい、ポーチを提げていました(左に「26」と書いてあって、右側にバンドが幾つか付いていました)。
 久美さんはミニライブのような可愛い衣装で出ると思っていた横山さん。でもフリルが少しあるでしょ、とブラウスの上部を指す久美さん。可愛いパンクスっぽいと、横山さんに誉められていました。打ち合わせした訳じゃないのに、二人、同じような服装で、と、喜んでいた久美さんでした。
 因みに髪型は、後ろをアップにして、お姫様っぽい(?)感じ。肩に垂れた髪の毛が美しかったです。
 当日の天気はあいにくの雨(霧雨)。横山さんは「雨女」。そして久美さんは「晴女」な方。横山さんに負けてしまったと、久美さん、おっしゃっていました。


■パネルトーク
 早速、トークに入るお二人。会話しやすいよう、パネルトークで進行していきました。全部で五つのテーマで、それぞれパネルには横山さんが手書きでお題を書いていて、隅には久美さんと横山さんのサインが。何とこれは、最後のじゃんけん大会でお客様にプレゼントされました。

・テーマその1「秋葉原」
 秋葉原に来るのは、久美さん、初めてだったそうです。不思議と今まで縁が無かったと語る久美さん。秋葉原、初めての人いますか? とお客さんに語り掛け、手を挙げた人に「仲間〜」と言って、喜んでいました。
 近所に安い電気屋さんがあるそうで、わざわざ秋葉原まで行って、重い荷物を持って帰ろうとは思っていなかった久美さん。配送してくれるのに、なんて、横山さんに突っ込まれていました(笑)。
 また、FOXの劇団員さんが秋葉原のどこかで働いているらしく、この場で宣伝してあげようと思っていた久美さん(笑)。その劇団員さんに、どこのお店なのか、お電話したそうなのですが、残念ながら留守電だったとお話していました。凄く身近で私的なエピソードを語るところが、何とも久美さんらしかったです。
 また、この会場があるビルには、「コスパ」というコスプレ専門のお店があるのですが、そこについて、久美さん、興味深げでした。横山さんが値段の話をすると、「良い値段だよねー」とおっしゃったり、注文すれば、どんなのも作ってくれるんですか? とお店の人(司会役)に聞いたりしていました。

・テーマその2「サクラカフェ」
 この話題では、近日あった、久美さんのミニライブに話が及びました。
 始まるまで、本当にお客さんが来てくれるのかしら、と、とっても不安だったそうです。久美さんが久美さんのまんま、「アイリス」を歌う。こんなの出来ない〜と嘆きつつ、緊張しつつ……。それなら練習すればいいのだけれど、練習もなかなかやろうとしなかった久美さんだったそうです。きっと、不安に苛まれて、出来ない自分を見るのが怖いという気持ちからでしょうか、何となく、それも分かるような気がします。と、ここで、ある意味、図太い神経だと横山さんに突っ込まれていました(笑)。
 駄目駄目だけれど、やり遂げる根性をどこかに持っているのが、本当に素敵な久美さんだなと思います。
 練習を見られるのが嫌だという女優さんもいるそうで、横山さんは久美さんのミニライブのゲネプロを見るのをどうだろうと思っていたらしいのですが、久美さんは大喜びだったとのこと。横山さんが大丈夫と言ってくれれば、大丈夫、自信が持てると思っていたそうです。
 ゲネではスタッフさんしかいないので、拍手や声援をもらえる訳でなくて、それがまた不安になるのだそうですが、横山さんが拍手してくれたり、「頑張れー!」と声を入れてくれたと、嬉しそうに話していました。
 で、終わった今では、あとは他のメンバーのを観るだけなので、「気楽〜」と、心底、嬉しそうに(笑)、おっしゃっていました。

・テーマその3「花組プレビュウ」
 数年前に行われた「花組プレビュウ」。今回のように役者本人ではなく、アイリスの格好で色々、喋るということで、キャラクターを維持し続けるために微妙な苦労もあったそうです。
 「今日みたいにテンション低くなくて」とおっしゃる久美さんに、え〜、と漏らす横山さん。久美さんは慌てふためき(笑)、今みたいに声が低くなくて、とおっしゃり、アイリスの声を出してみせ、こんな風にテンションが高くないからと一生懸命になって、説明していました。声の高低については、今もそんなに変わらない? という感じで、疑問符を浮かべていた横山さんでした(笑)。
 久美さんは「花組プレビュウ」で、初めてマリアが壊れるのを見たそうです(笑)。横山さんの談では、OVAで、マリアとバレンチーノフの因縁がありますが、そのことについてマリアに尋ねたら、「やっておけば良かった」と答えられ、その意味が別の意味にもとれ(笑)、マリアがつぼにはまっていたそうです。久美さんも、マリアが笑いをこらえて袖にはけていってしまったところを見たとか。
 ご存知の通り、久美さんは仙台と札幌に赴きましたが、北海道での思い出話にも話が咲きました。イクラをお茶碗みたいな器で「ジュルッ」と飲んで、美味しさと初めての経験に感激したこと。また、麗さんに教えてもらったそうなのですが、レモンの輪切りにお砂糖を乗せ、それを口に運んでからウォッカを飲み、もぐもぐさせながら飲む、と言うか食べる、「ニコラスカ」というお酒も初体験したそうです。余りに美味しくて、感激して、カパカパ飲んでしまったそうです。とっても美味しそうに語る久美さんで、是非、体験してみたい気持ちになっちゃいました。
 で、強いお酒です。しこたま酔っ払ってしまった久美さんは麗さんと歩きながら、何かを真面目に語られ、その話に感動して、ぼろぼろ泣いてしまったそうです。でも、一体、何を話されたか、全く覚えていないとのこと(笑)。酔っ払い久美さん、肝臓が弱くなったと以前、おっしゃっていましたが、久美さんの話し振りを聞いていると、何だかまだまだ酒豪っぽいです(笑)。
 更に久美さんの麗さん話。小樽の、とある商店街で(小樽出身の私には何となく分かる場所なのですが)、深夜、3時か4時、酔っ払った麗さんが、ここどこ!? と叫びまくっていたそうです(笑)。しかも、しこたま飲んだ上にラーメンを2杯も食べたそうで、「よく入るよねー」と驚嘆していた久美さんでした。

・テーマその4「金髪」
 「金髪」。何故、このテーマになったかと言うと、アイリスは金髪、で、広井さんも金髪、二人の金髪ということからだったのですが、その当の広井さんが来なくて、と苦笑いする横山さん。と、ここで、立ち見で見ていた広井さんが登場。
 元々、両方とも、と広井さんに話があったのですが、歌謡ショウの歌詞作りで遅くまで働き、午前中は寝ていたそうです。歌謡ショウの準備なら、と、「許す!」とおっしゃる久美さん(笑)。ナイスな反応です。
 その後、広井さんが脱色について熱っぽく語り、その苦労話に久美さんが何度も、「いや〜」と表情を歪めていたのが印象的でした。広井さんも横山さんも良く喋る方ですが、久美さんもしっかり積極的に、話に参加していました。

・テーマその5「スーパー歌謡ショウ」
 今夏のスーパー歌謡ショウについて、幾つか、広井さんがお話してくれました。
 今回は、久美さんと横山さんの初のデュエット曲があるそうです。「行こう、天竺へ」みたいなタイトルで、自己紹介や現状を説明する、二幕の冒頭で歌われる曲だそうです。7月28日発売のCDにも入ります。
 で、衆知の通り、久美さん演じる「アイリス」は「沙悟浄」役、 横山さん演じる「さくら」は「猪八戒」役ですが、衣装の話も。広井さんの口から出る「沙悟浄」の衣装に、久美さん、頻りに反応しつつ、かなり嫌がっていました(笑)。またしてもタイツ、水玉のタイツ、青と緑の水玉。でも、グラデーションが掛かっていて、可愛いものらしいです。で、「沙悟浄」と言えば、頭に皿。嫌がる久美さんでしたが、シャンプーハットみたいな感じだそうです。更に甲羅も背負う。激しく困り顔の久美さんでしたが、「シマウマ」の時みたいに可愛いものになるはずだと、広井さんと横山さんに宥められていました(笑)。
 横山さんの方は、ピンクと薄いピンクのストライプだそうで、露出が多いらしく、何でも下が透けてるとか透けていないとか。それを受けて久美さん、目の前のお客さんに、「良かったですねー!」と愉しげに振っていました(笑)。


■「君偲ぶ歌」
 最後は、一曲、歌を歌ってくれました。「さくら」と「アイリス」にはデュエット曲が無いのですが、一緒に歌っている歌「君偲ぶ歌」、今日限りの特別バージョンを聴かせてくれました。コーラス大好きの伊倉さんがアレンジしてくれたそうで、二人で歌う形に仕上げてくれたのでした。
 テーブルが片付けられ、その最中、水をストローでごくごく飲む久美さん。しっかり水分補給して歌へ。「緊張するー」と漏らす久美さん。でも伊倉さんが観に来ている訳ではないので、間違っても大丈夫だね、と横山さんと笑い合っていたのでした(笑)。
 とっても素敵でした……。
 横山さんが歌っている間、伏し目がちになって、歌詞を味わうように身体を左右に揺らす久美さん。そしてやがて、ハミングを入れながら、低音でハモっていました。二番は二人、パートを交代する形で、しっとりと歌い上げていました。久美さんの歌声は非常に大人びたものでしたが、でも「アイリス」の色、雰囲気がしっかり放出されているのが、何だか不思議な感覚でした。本当に素晴らしかったです。
 歌は苦手。今もそうかもしれなけれど、朗々としっかり歌い上げる様は、鳥肌が立つほど見事でした。
 「緊張したー!」と、歌い終わってから笑う久美さん。立派なものでした。


■エンディング
 冒頭に書いた通り、パネルトークで使われたパネルは、じゃんけん大会でお客さんにプレゼントされました。最初はグーで、横山さん、久美さん、広井さんと順番にじゃんけん。○○を出します、と予告してからじゃんけんする横山さん(笑)に合わせて、久美さんも、パーを出します、と予告する久美さん。横山さんもそうでしたが、お二人を信じた人は、ちゃんと勝ち進むことができたのでした(勿論、私は信じました)。
 そうして、横山さん、久美さん、広井さんの順に締めのご挨拶。
 ちょっと予想もしていましたが、久美さんはFOXさんの宣伝をしっかりやってくれました!
 「森乃学院……?」と、途中、タイトルを言うのに詰まっていたので、前の方の席ということもあり、思わず声を出して教えるべきかと迷いましたが(笑)、何とか言い終え、女性のみのお芝居であるということ、サクラみたいな大正時代と現在を行ったり来たりをするお話だということ。そして、何と自分の役柄も発表してくれました。
 何と、昔の若い女学生役だそうです。「さくら」みたいな袴姿になるとのこと。そう、青い時代の娘たちなのです。髪の伸ばし具合も、何だか袴姿にぴったり?
 「でも出るのはちょっとだけかもしれないんで、ごめんなさい」と謝り、足を運んで下さるよう頭を下げていました。で、ここで拍手、と思いきや、まだ挨拶は終わっておらず。何人かの拍手(私も先走ってしまい、丁度、久美さんと、気まずく視線が合ってしまいました)があり、「ごめんなさい、いつも間が悪くて」と苦笑しながら謝っていました。相変わらず、こういうことの多い久美さんです。「どうして直ぐ謝るの」と、お姉さんみたいな口調で、横山さんの温かい突っ込み(笑)。確かにその通りなのですが、それが久美さんの久美さんたる所似ですよね。
 お買い物して当てて、いらっしゃってくれたお客様にお礼を言い、深々と頭を下げる久美さん。思い切って、「久美さん!」と声を掛けたら(たまには頑張って)、「ありがとうございます」と笑顔で応えてくれて嬉しかったです。
 お客さんに笑顔で頭を下げながら、中央の通路を通り、久美さんは帰っていきました。手を振ってみたら、目を合わせてお辞儀してくれて、何だかこういうのって久し振りだなと、幸福感を感じることができました。
 じゃんけんはいつも通り、駄目駄目でしたけれどね(笑)。


・・・最後に
 とっても楽しい、楽し過ぎるくらい、楽しいイベントでした。久美さんは、余りにも綺麗で可愛く面白く、素敵でした。イベント中、終始、自分でも抑えられないくらい、自然、笑顔になっていました……。
 それだけに、多くの人に見てほしかったという思いが強いです。それが、ただ一つの悔いです。
 帰り道、今日の久美さんのことを思い出しつつ、今回の抽選方法について、より疑問符が強くなりました。
 これまでに当たりを出し渋ったため(?)、当選確率が低かった故に、特にこの日当日は、2回目のイベントが、ガラガラを回せば当たるという状態になっていました。先に、何万もお買い物をして涙を呑んだ人もいるというのに……。
 次回、再びまたこのようなイベントがある時は、改善してもらえるよう、何とか働きかけたいと思います。


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