劇団21世紀FOX第50回記念公演
「アリス イン ワンダーランド」
〜Grade up Version! ぴーちくぱーちくかしましい〜






※このコメントは、「アリス〜」終演後から2003年3月末まで、劇団21世紀FOXさんの公式HPに掲載されていたものです。劇団21世紀FOXさんの許可を頂き、現在、こちらのコメントを紹介しています。



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終わりました・・・
今は心地よい疲れと、少しの切なさと、沢山の感謝の気持ちとが、ぼわーっと私を包み込んでいる、そんな感じです。(上手く表現出来なくてごめんなさい)

今回の公演は、幕が開くまで本当に不安でした。
以前にも書きましたが、年を取ってしまった私がアリスとしてお客さまに受け入れてもらえるのか、又、私自身の芝居、全体の芝居が本当にこれでいいのか・・・
でも、その不安は、すべて、お客様が吹き飛ばしてくれました。
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

実は、今回は、バージョンアップというだけに、いつもより仕込みが大変でゲネプロという舞台での本番さながらの稽古をする時間がとれないという事態となり、初日はまるでぶっつけ本番!! もの凄く緊張しました。普通、ゲネプロをやらないなんてありえないんですよぉ。
でも、何とか、大きなミスもなく、初日の舞台の幕を閉じる事が出来、ほっとしました・・・

何だか、まだぼーっとしているせいか、思うように文章が書けません。ごめんなさい。
徒然に書いてしまいますが、どうぞお許しくださいね。

今回、とても痛感した事は、仲間たちのあたたかさです。
たくさんの出来事の中の、今日は一つだけ、紹介します。
千秋楽の舞台の本番、5の目で、(私は巣の中で眠ってしまう芝居をしているのですが)私が巣の中に入ると、なんと、なんと、いつもは置いていない、大きな紙があるではありませんか!!
それには「がんばれ!あと半分だ」とか「アリス、大好き」とか「軽そうにかついだるぞ、ナイトナイト」とか、たくさんの愛にあふれたみんなからのメッセージが書いてあるではありませんか!!!
・・・・本番中なのに、泣きそうになってしまいました。
その上、こぼれないように細工したストローつきの栄養ドリンクまで!!! 私は、本当に感動しました。
この仲間たちと一緒に芝居がやれる事、心の底から幸せだなと思いました。

ところで、この「アリス・イン・ワンダーランド」はアリスが主人公のようにいわれていますが、それは違います。アリスは観客の皆さんと同じ目線で、いろいろな不思議な人たちと出会っていくという役割であり、本当は唯一の脇役なのです。
主人公は、その目その目に存在している不思議な人たちなのです。
そして、その主人公たちの頑張りが、公演の成功に繋がるのです。
今回、どの目の主役たちも、本当に頑張ってくれました。
とてもユニークで魅力的な主人公ばかりでした。
アリスである私は、観客の皆様と同じように、思いっきり楽しむ事が出来ました。
本当に楽しい夢のひとときでありました。

さて、とはいっても、反省がなければ、上達はありません 。
今回は、ミュージカル風な芝居であるにもかかわらず、歌と踊りがトホホな感じでありました。
劇団員一同、来年に予定されている、やはりミュージカル風なもののために、
今から歌とダンスの修行をするつもりでおります。
まだ何も決まってはいませんが、こちらも楽しみに待っていてくださいね。
あ!その前に秋公演がありますね。
こちらにも、どうぞ足をお運び下さいね。

最後に、最近目にして感銘をうけた、岸谷吾朗さんのコメントを・・・(勝手に引用してすみません)

「メチャメチャ努力を重ねている。−いい結果を残したいから。
脳みそが生み出す発想と毎日正面から向き合い戦い共存する。
生まれて来い!新生命体、動き出せ!芸術よ!−結果。そう、結果である。
求める完璧は発想の先に凛々しく君臨している。
それを求めて今日も稽古、稽古、稽古・・・達成しなければ何もならない。演る意味がない。
今思う。確かに作品は追求し達成しなければならない。
しかし、果たして人が生きていくという事は?
達成できたできないではなく、何を達成しようとしていたか・・・
そこに向かってどこまで馬鹿になれたか・・・
成し得ようとしている人間が素敵に輝く。(後略)」

・・・私も頑張って馬鹿になろう!!!・・・
(まとまりのない文章でもうしわけありませんでした。長文読んで下さった方々ありがとうございました)

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