<狐色のタイムカプセル>



〜第二幕〜


1993年7月6日〜11日-青山円形劇場
第27回公演
   「私の青空!」
   梅子役
 「北里風狂脳院」という精神を病んでしまった人たちが集まる病院が舞台のお話です。心の美しさを描いた、癒される物語です。
 久美さんの役、梅子は少し知恵遅れの女の子。字が読めないのにいつも、郵便屋兼雑貨運送係のフロオ(この舞台の主役)に本を注文します。病院は自給自足の共同体で、患者さんたちは畑を作ったり手内職の労働をしたりして、それらの産物を麓の町で品物に替えるのが彼。梅子は小さな人形作りを内職としています。
 ほんわかした雰囲気の可愛い女の子です。一部、台詞を紹介します。
『それから、それからね、ときどきだけど、私にも読める字が出てくるのよ。「う」と「め」と「こ」。その時はもうビックリしてドッキリして、うれしくてたまらないわ。』
 久美さんも演じている時、彼女と同じ幸せな気持ちだったそうです。
(而立書房刊・北村想さん著「私の青空!」を参考に記述)
 末次加奈さんはサーカス団員の役で、一輪車の練習を必死にして役を手に入れたとのことです。

1993年8月23日〜25日-新宿ビプランシアター
おっさん何すんねん企画
   「愚者たち(ばかものたち)」
   渡辺実香役
 レオさん(現・河本浩之さん)、松尾貴司さん(現・松尾まつおさん)のプロデュースによる公演です(エナケン・シリーズ番外編CDのライナーノーツにて、ご出演されていたことが確認できます)。
 渡辺 実香。「渡辺」という姓は現在の久美さんの本名になりますが、特に関係は無かったのでしょうね(?)。一般的にある可愛いお名前の役ですが、企画名もお芝居のタイトルも凄いので、きっと一筋縄ではいかない役だったのかもしれません。ライナーノーツから察するに、少人数のお芝居、また、レオさんと松尾さんと創立メンバー同士、ベテランの演技の妙が観られた、見応えのあるお芝居だったのではないかと思います。私としてはどうしても、「やっぱりあなたが一番いいわ」を連想してしまうところです。

1993年11月9日〜14日-新宿シアターサンモール
第28回公演
   「ギヤマンの仮面〜第一篇「俳優の仕事」〜」
   桂登米子役
 今までで、久美さんが一番、好きな公演☆
 田舎から出てきた俳優志望の女の子です。最初は頑張る可愛い女の子なのですが……生活のためSMサロンでバイトしていく中で、誰ともしれない男の子供を宿してしまい、そして俳優養成所の先生に対する恋心に苦しむ、とても哀しく切ない役です。久美さんに対するひいき目抜きに、このお芝居は久美さんの演技に引き込まれます。特に、鹿島さん演じる有馬先生に身体でお礼しようとするシーンから、宥められ、先生と一緒に浦島太郎の替え歌を歌うシーン、そして先生に対する恋心と夢との間で苦悩し、最後に歌を独り口ずさむシーンは、余りに素晴らしいです。個人的にはハイライトシーンです。劇中で桂は、段々とひどいなまりが直っていき、容姿と共に垢抜けていきますが、その変化のあんばい、久美さんの役作りもとても見事だったように思います。久美さんの代表作の一つです。
 因みに劇中、ドキッとする行為と台詞があります。私は「桂」にどっぷりと感情移入していて、恋心や辛さで胸が満たされている状態でした。後になってドキマギしちゃいました。「やっぱり〜」もそうですが、久美さんのちょっと危ない演技に、その後を想像してしまい、慌てて想像を振り払ったりします。これもきっと、久美さんのお芝居が、リアルだからこそなのだと思います。

1994年3月16日〜21日-
新宿シアターサンモール(東京公演)
1994年3月26日〜27日-
名古屋市中村文化小劇場(名古屋公演)
1994年4月1日〜3日-
扇町ミュージアム・スクエア(大阪公演)
第29回公演
   「Sukoshi Fushigi もの語り・2」
 『みどりの守り神/街がいた』というエピソードにて
   みどり役
 オムニバスのうちの一編、その主役です。

1994年7月27日〜8月4日-新宿シアターサンモール
第30回公演
   「ギヤマンの仮面
      〜第二篇「月下の嵐」完結篇「宿命の対決〜」
   桂登米子役
 「ギヤマンの仮面〜第一篇「俳優の仕事」〜」の続編となる舞台です。若干、シリアスさが減った感あり。ここは好き嫌いで分かれる所でしょうが、完成度やテンションの高さは前回の方が微妙に高かったかもしれません。
 久美さん演じる桂の気になるポイントは、やっぱり有馬先生との恋の行方。SMクラブでプロポーズしてきた有馬に、養成所にいる時の自分にプロポーズさせようと四苦八苦する姿が、かなり面白いです。低い声でSM嬢を演じながら不意に、訛り言葉で喋る素の自分に戻る。格好はエロいのだけれど、むしろ可愛い久美さん。因みに妊娠は食中りだったと言うオチで一安心。続編では遂に、自分がSMクラブでバイトしていること、有馬が愛する「お馬さんどうどう」が自分であることも告白してしまいます。可愛らしいパジャマ姿で、SM嬢の仮面を付けては「じゅわっ」、仮面を外しては「ぴろろんっ」と繰り返す様がとっても可笑しかったです。全編、正に久美さんならではの、面白味溢れる芝居が炸裂していました。
 桂は一度は俳優になると言う夢のため、有馬を裏切ってしまいますが、やがて劇団は解散となり、無事、有馬と結ばれることに。後日談では結局、離婚してしまうのですが、教職に付いたと言うことで、珍しい、眼鏡を掛けた久美さんの姿が拝めたり。また、レオさんが久美さんに放つ年齢ネタも見物。実年齢とはかけ離れて可愛い・若い久美さん故に。レオさんが久美さんに放つそれは、10年以上経った今も続いています(笑)。

 久美さんは出演されていませんが、
1994年12月-劇団稽古場
劇団アトリエ若手公演
   「ハックルベリーにさよならを」
 今を時めく末次加奈さんの初主演(ケンジ役)・初少年役の舞台です。川鍋さんや柴山さんや稲葉さん、竹ノ内美奈子さん(退団されました)など、現在、中堅さんとしてFOXさんを盛り立てている方々が出演されていました。

1995年7月28日〜8月6日-新宿SPACE107
第33回公演
エナケン・シリーズ1
   「スチャラカパイのギッチョンチョン」
   スリのシン子役
 蓮っぱで格好いいスリのお姐さんでした。着物姿で、男なら甘えたくなるような色気もありました。けたけたと笑うところが何とも言えない役でした。かっぺいさん演じるエナケンの姉の写真やパンツまですってしまう、凄腕のスリ。留置所の中で、鹿島さん演じるタクアン和尚と花札をするところから登場しますが、札を切る様もばっちり決まっていました。シリーズ一回切りの登場というのが惜しいくらいです。久美さんの格好いい役、色っぽい役が大好きな私としては、これは一、二を争う役で、また久美さんの演技にも、久美さんのパーソナリティを一片たりとも感じさせない、演技の演技たる凄みを感じます。
 エナケンシリーズは山口勝平さんのFOXさんでの代表作でありますが、久美さんを抜きに考えても私は好きです。因みにお話として一番、好きなのは、「独立サッカリン部隊」です。百々さんの「出番だからです」という台詞に大爆笑してしまいました。
 たあこさんこと松本貴子さんと、伊藤健太郎さん(「デュナミスボックス」を最後に退団されました)の初舞台です。
 久美さんの役柄や芝居の様子について、詳しくはこちら↓
<久美さんの上演台本>第1冊目

1995年9月12日〜24日-下北沢OFF・OFFシアター
第34回公演
   「何処へ」
   絹江役

 正式なFOX公演ではありませんが、
1996年8月-山口マリンピアKUROI
東京のパフォーマンス劇団大集合
   「ハックルベリーにさよならを」
   アベチカコ役
 山口マリンピアKUROIというリゾート地に、FOXさんがお呼ばれしての公演です。他にも幾つかの劇団が違う日程でお呼ばれして、お芝居したそうです。
 先述した若手公演を、キャストを入れ替えて持っていった、という感じです。主役のケンジは、同じく加奈さんで、久美さんはそのケンジ君を好きな女の子。ランドセルをしょった女の子です。もう、久美さんったら☆ってくらい、可愛かったことは間違い無いでしょう。比較的、身長のある久美さんが、ランドセルを背負っても通用するということを思うと、器の広さを感じちゃいますよね。
 因みにケンジのお父さん役には松尾さん、お母さん役には百々さん、家庭教師役にレオさん、”ボク”という役で勝平さん、更にお父さんの再婚相手役には、歌手の井上あずみさんという、豪華なキャストでした。舞台監督には川鍋さん、音響には親方、と、こちらも豪華な布陣でした。

1996年10月8日〜13日-
新宿シアターサンモール(東京公演)
1996年10月19日〜20日-
名古屋市中村文化小劇場(名古屋公演)
1996年10月25日〜27日-
扇町ミュージアム・スクエア(大阪公演)
第37回公演
   「ムラサキ先生の多忙な愛情」
   伊藤けい子役(ダブルキャスト)
 物語の舞台は、ムラサキ先生(鹿島ぼんさん)という小説家先生の自宅。結婚というものにいまいち積極的になれない、四十前の男。そんなムラサキ先生のもとに、奇っ怪な変人に様変わりした、彼の元・編集者が訪ねてきます。そしてそれを切っ掛けにして、ムラサキ先生の不思議な一日が始まります。元・編集者の妻、現在の女性編集者、弟子にして下さいと押し掛けてきた女の子、県の教育文化部の女性、以前の家政婦さん、そして買い物から戻ってきた現在の家政婦さん……。ムラサキ先生の前に現れた彼女らは、色恋な感情をちら付かせ、時に迫ります。ムラサキ先生の友人曰く、「ラブラブ光線」の前にてんてこまいしてしまう、そんな一日を描いた(実はムラサキ先生が書いた小説の中での出来事)お話です。
 久美さんが演じた伊藤けい子は、県の教育文化部で働く女性。上司である山西部長(山口勝平さん)と共に、ムラサキ先生の家にやって来ます。見た目、20代半ば、大人しい、地味めな、可愛らしい女性です。「古典芸能の夕べ」というイベントで脚本を書いてほしいと先生に頼みに来るのですが、別の仕事があるために断られてしまいます。上司が去った後、大人しい性格ながらも、真摯に一生懸命、頼み込んだり、一人の女に戻った声で、山西が愛人であることを打ち明けたり、本を抱き、ムラサキ先生の作品が大好きであることを夢見心地に語ったりします。礼儀正しい、優しげな女性です。お嫁さんにしたい☆そんな感じの人です。最後は、次の機会にお願いします、と、微笑ましい感じで彼女は去っていくのですが……。立ち止まり、助言を下さい、愛人と別れたいんです、ムラサキ先生のことが好きなんです! と、先生に迫り、観ているこちらをクラクラさせちゃいます☆
 さすが、恋する女性を演じさせたらナンバー1な久美さんです。それを強く認識させてくれる役でした。
 また、殆どの役者さんがベテランさんで、見堪えのある舞台でもありました。特に松尾まつおさんの酔っ払い振りと、勝平さんのおっさん振りは何度、観ても笑えるものです。
 これは余談になりますが、「ムラサキ先生の不思議なスカート」という北村想さんの本があります。私はまだ読んでいませんが、登場する女性がみなスカート姿であることから、同じお話であると思われます。

 これは舞台ではなくドラマCDです。
   「エナケン・シリーズ番外編
     E2.5 ーおだやかな逃避行ー」
   愚美愚美(ぐみぐみ)役
 エナケン2「独立サッカリン部隊」とエナケン3「北北東に進路をとれ」の間に入るサイドストーリー。レオさんが演じた斉藤さんは何処へ?という謎が解き明かされるお話。エナケン・シリーズのパンフレット(本公演の物販コーナーにて販売中です)があれば、お芝居をご覧になっていなくても楽しめます(勿論こちらのCDも販売中です。ぜひお買い求め下さいっ!)。
 久美さんの役は、名前のまんま(?)な役です。脳天気な性格の可愛らしい女の子です。「は〜い、愚美で〜す」という台詞=「は〜い、久美で〜す」な感じで、久美さんそのまま(?)な雰囲気。楽しそうに演じている様子が伝わってきます。

1997年6月27日〜29日-新宿シアターアップル
第39回公演
エナケン・シリーズ3
   「北北東に進路をとれ」
   浜ちどり役
 本土に戻る大型客船に乗船していた乗客の一人。少し浮き世離れした感のある小説家役です。惚れっぽい感じなところは、かの「麗歌ありな」にも通じる点があるように思います。また、後半、船が爆破され、筏とゴムボートで漂流することになりますが、見掛け以上にたくましい、タフな面があるところ(余りにマイペース過ぎ?)を、久美さんは、船酔い(西原さんだけではなかったらしい?)と闘いながら演じておられました。見所はチャーリー浜の物真似と奥野細道役の川鍋さんとのキスシーン!?
 久美さんの役柄や芝居の様子について、詳しくはこちら↓
<久美さんの上演台本>第2冊目

1997年11月18日〜24日-新宿シアターサンモール
第40回公演
   新・改訂版「THE DANCE AT DEATH〜踊子〜」
   西ユキ役
 映画監督と共に、雪深い山荘に招かれた者たちの一人。白いボディコンスーツに身を包んだ、ポルノ女優の役でした。好感の持てる色っぽさを持ったお姉さんです。笑いも取り、色気も振り撒き、ストーリーにからむ重要な役ではないに関わらず、存在感たっぷり。久美さんのおみ脚のごとく光っていました。最初と最後にダンスシーンがありますが、当時、踊りが苦手で、またマネージメント的な問題を抱えていた久美さんは、非常に苦労なさっていたとのことです。

1999年4月27日〜5月3日-新宿シアターサンモール
第43回公演
エナケン・シリーズ5(エナケンファイナル)
   「ここより永遠に最後の闘い」
   クーニャン役(ダブルキャスト)
 エナケン一座の劇中劇の中、牛魔王に操られる死人(しびと)の役でした。赤いチャイナドレス姿で、アクションも披露しておられました。「ププッピドゥ」と台詞の後に必ず付ける、キュートな役でした。当初、久美さんは青いチャイナドレス(ダブルキャスト、田中美穂さんの方)を着たがっていたのですが、久美さんのイメージから赤になったそうです。また、かご(紐で吊り下がった)が頭の上に落ちてくるシーンがありますが、本番で一度、久美さんはそれをはっしと受け止めてしまい、「こういうこともあるわよね〜」と奇妙なアドリブ(笑)を入れた回があったそうです。
 小沢雅子さんの初舞台です。

2000年5月23日〜28日-新宿シアターサンモール
第45回公演●(2回)
   「シグナルとブランコ〜作家とその弟子2〜」
   化粧の濃い女役
 水商売風の出で立ちで、若き日の作家、倉田(伊藤健太郎さん)を色香と言葉で騙し、お芝居のチケットを買わせてしまう劇団員の役でした。最後は胸に手を入れさせ、アンパンを出し、笑いを取って去っていく、短いながらもおいしい役どころでした。私が初めて生で見た公演です。帰り、ぽーっとしていて、道に迷いました(笑)。それほど、久美さんの存在感、魅力はとんでもないものでした。

2001年2月16日〜18日-新宿シアターモリエール
劇団21世紀FOX番外公演●(5回全部)
Nishihara,Kumikoぷろでゅーす
   「やっぱりあなたが一番いいわ」
   プロデューサー
   麗歌ありな役
 久美さんの、芝居がやりたいというお気持ちから全てが始まった舞台。久美さん初のプロデュース。短い稽古期間の中、閑難辛苦の末、大成功を収めた公演です。それは、FOXさんの掲示板を埋め尽くした感想にも表れています。素敵な、とても素敵な、ラブコメディ。恋と仕事、その両方を手に入れるため、情念を剥き出しにして行動する少女漫画家と、それに振り回される男性編集者の物語。見栄っ張りで自己中心的だけれど、恋する気持ちは誰よりも純粋であった「ありな」。久美さん演じる彼女に、私は惚れてしまいました……。
 この舞台のことはとてもここには書き切れません。「やっぱりあなたが一番いいわ」について徒然なるままに書いたこちらをどうぞ↓
<ありな先生の楽屋>

2001年4月17日〜22日-新宿シアターサンモール
第47回公演●(8回全部)
新世紀SFトライアングル Angle.1
   「2001ー」
   久美子役・ガイア役(二役・ダブルキャスト)
   朝の通勤時の通行人のエキストラ
 四つのオムニバス・ストーリーの、プロローグとエピローグに登場。たてかべ和也さん(客演)演じる藤木の孫娘で、明るい、おじいちゃんっ子といった感じの、年頃の女性でした。一方、「ガイア」は生命の源、時間そのもの、という存在で、神秘さと母性が漂う役でした。因みに、ダブルキャストでありますが、久美さんの方の「久美子」は、一週間ほど前までは父と娘という設定だったそうです。また通行人の役では、毎回、衣装を替え、更に久美さんの中ではちゃんとその設定もありました。非常に楽しそうな感じでした。舞台が大好きな久美さんらしいですよね。

2001年10月23日〜28日-新宿シアターサンモール
第49回公演●(8回全部)
新世紀SFトライアングル Angle.3
   「F・f・ーエフー」
 「劇団21世紀DOGS」の劇団員の一人として
   ダンサー役/『休日のガンマン』
   山西よし子役/『幸運児』
 舞台は「劇団21世紀DOGS」のアトリエ。F先生原作のSF短編集をお芝居にした、SF連続公演の舞台稽古の真っ最中、そのF先生が見学に訪れる……。という設定の下、4本の短編が稽古中のものとして舞台上に展開される、というお話でした。
 久美さんは「劇団21世紀DOGS」の劇団員の一人として、四つの短編のうち、『休日のガンマン』と『幸運児』の舞台稽古に登場しました。『休日のガンマン』では西部劇を体感させる「ウェスタンランド」の従業員として、福田真也さん演じるガンマン姿の客に勝利のダンスを披露していました。ダンサーさん5人の女性は、アメリカ西部開拓時代的な衣装をそれぞれ纏っているのですが、久美さんのは、貴族階級のお嬢さんのような、ピンク色を基調とした抜群に可愛いドレスを着ていました。ここでの久美さんは本当にサービスたっぷりという感じでしたが、一方、『幸運児』では、本当に泣ける役を熱演されていました。旦那に逃げられ、身重の身体で自殺を図ろうとしていた「よし子」……。久美さん演じる彼女の人柄、悲しむ姿、優しさ、笑顔に、私は何度も泣かされました。久美さんにしか出来ない役であり、久美さんだからこそ感動させられるレベルにまで持っていけた役です。素晴らしいなんて言葉では安っぽ過ぎるくらい、久美さんの演技は凄かったです。
 詳しくはこちらをどうぞ↓
レポート【劇団21世紀FOX第49回公演「F・f・ーエフー」】
 これはこぼれ話。
 当初、久美さんご自身はこの旦那、とても許せなかったみたいです。こんな簡単に許してしまうほど「心の広い女ではないわ」みたいな。何か許せる切っ掛けが無いと……ということ。そこで、勝平さんがミルクの缶がころころ転がる仕組みの袋を用意したところ、あっさりOKとなったそうです。久美さんの微妙〜な女心です☆

2002年5月28日〜6月2日-新宿シアターサンモール
第50回記念公演●(8回全部)
   ☆西原久美子 主演☆
   「アリス イン ワンダーランド」
〜Grade up Version! ぴーちくぱーちく かしましい〜
   アリス・ドッジ役
 久美さんの大きな持ち味の一つである可愛さ。その限界を超えた可愛さを見せてくれた久美さんのアリスでした。前回再演時を遥かに上回る、自然な表情・動き・仕草。そして圧倒的なまでの、子供の演技。
 久美さんの容姿もさることながら、今まで積み重ねてきた経験と演技力がものを言った芝居であったと思います。弱気でいっぱいいっぱいな表情を見せていた久美さんでしたが、本番で久美さんが見せたアリス、アリスの演技は、とてつもない迫力と魅力を放っていました。
 50回記念という特別な場で、久美さん主演の代表作で飾ったこの公演は、FOX公式HPの掲示板を埋め尽くした多数の感想が物語る通り、大成功に終わりました。
 「アリス〜」についてのコーナーです↓
<久美子 イン ワンダーランド>



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