インプラントの手術方法の種類

いよいよ「オマケ」の部分に到達しました。
当初は書く予定をしてなかったのですが・・・

インプラントを書くと外せなくなってしまいました。


さて、インプラントの手術には大別して(既出ですが)「1回法」と「2回法」があります。

1回法とは・・・

前回書いたように「骨の中に埋め込む歯根の代用部分とカブセ物の土台部分が1つになっているインプラント」を使用するために、手術が1回で済みます。
場合によっては手術の痕からインプラントがニョキッと出た状態で3〜4ヶ月から6〜8ヶ月以上安静にして生活していきます。
(当院では6〜8週間前後です)
安定期を待ってからカブセ物を製作し装着して一応の終了となります。

 

2回法とは・・・

手術を2回してインプラントを完成させる方法です。
上記したようにインプラントには、「骨の中に埋め込む歯根の部分」と「カブセ物の土台部分」、これが1つになってインプラントとなっています。
前記の1回法はパーツのジョイントが無く、一塊のインプラントでした。

今回の2回法では「骨の中に埋め込む歯根の部分」と「カブセ物の土台部分」の2つのパーツがネジ留めで一つにジョイントされる形態のインプラントを使用します。
その為、手術が次のように2回必要となります。

【1次手術】(1回目)
上記の「骨の中に埋め込む歯根の部分」を1回法と同様にして骨の中に埋め込みます。
その埋め込まれた歯根の部分を専用のネジ蓋で閉じてから、歯肉を閉じ縫っておきます。

当然ですが、手術から1週間から10日後には糸を取り除きます。

歯肉の表面から上には何も無い状態で歯肉の中に人工の歯根の部分を閉じ込めた形になります。
その状態のまま4ヶ月から8ヶ月、或いは年単位で骨との安定を待ちます。

この間、取り外し式の入れ歯による仮歯が必要な場合も有ります。


【2次手術】 (2回目)
「骨の中に埋め込む歯根の部分」が骨と安定期になってから、「カブセ物の土台部分」をジョイントする為の手術をします。
と言っても「1次手術」のような手の込んだ手術ではありません。(やる方は簡単とは言えませんが・・・)
「1次手術」で埋め込んである「歯根の部分」を直接見れる様に、歯肉を切開します。
「歯根の部分」のネジ蓋となっているパーツを取り出し、「カブセ物の土台部分」をネジでジョイントして再びインプラントの周りだけ歯肉を縫います。

・・・これだけ!

で、その後期間を置いて糸を取り、型を取りカブセ物を作る過程に入り、出来上がったカブセ物をジョイント(ネジ留めが一般的)して終了となります。

 

現在の状態的にはこの『2回法』が主流ですが、『1回法』もクローズアップされ、今後は場所によっては2回法に代わる存在になって来ると想像してます。
現在でも、私のように「1回法」を主流としてインプラントに取り組んでいる先生が居ます

其々の状態で適正な方法を選択できる事が、患者さんにとって重要なポイントだと思っています。


ドンっと大きく・・・つづく