『取り外しの入れ歯(義歯)』について

先ずは、ある意味で古来からの定番である取り外し式の入れ歯ですが・・・
どんな時に有効(可能)かと言うと、上のアゴ或いは下のアゴの1本だけ歯が無い場合から上下のアゴ共に全部の歯が抜けて無い場合(いわゆる、総入れ歯)までと幅のある場面で対応出来ます。

とりあえず一般的なメリットとデメリットを挙げてみましょう。

<入れ歯のメリット>
●どんな条件下の欠損(歯が無い)状態でも作れる。(物凄く特殊な場合は別)
●治療期間はインプラントよりも短期間で作れる。
●取り外し式のため清掃が簡単。
●保険の適応もあり、治療費が他の方法より抑えられる。(自費の場合を除く)
●修理や後日新たに増えた欠損に対し、歯を加え足す事も短期間で可能。


<入れ歯のデメリット>
●歯肉の部分も覆う為に、口の中の異物感は回避不可能。(大小による個人差は有ります)
●発音の障害になりやすい。
●歯肉側(アゴの状態)の変化で何年か毎に作り替えが必用になる。
●噛み合わせの変化でも作り替えが必用になる。
●歯を抜いた直後に作った入れ歯(即時義歯)の場合、短期に作り替えしなくてはならない。
●作り替えないとバネの掛かる歯を短命にしてしまう可能性がある。(部分の入れ歯の場合)
●作っている間の「仮歯」は無い。(古い入れ歯を代用出来る場合は有る。)
●歯に掛けるバネが見えてしまう。(審美歯科として自費のノンクラスプデンチャーは別
●バネの周辺に汚れがたまり易い為、バネの掛かる歯やその周辺の歯をむし歯や歯周病(歯槽膿漏)にしてしまう可能性が高く骨や歯の喪失を招き易い。
●口の中が不安定だと、噛めなかったり話ができないだけでなく、入れるのも辛い場合がある。
●噛んだ時の力は歯肉で受けるので、硬い物(フランスパン、場合によってはイカなど)が食べられない、或いは食べ難い。
●噛んだ時の力は歯肉で受けるので、ゴマ等の食べ物の侵入で痛みが出る。
●噛む能力は、天然歯の約30%程度と期待が出来ない。(自費の場合はそれ以上有る入れ歯もある
●毎日のメンテナンスは必ず必要です。
●場合によっては市販の「入れ歯安定剤」が有効に感じる場合も有りますが、過信して慢性的に長期間使用すると歯肉や骨に悪い影響を与える場合も考えられています。

・・・何か、デメリットの方が多くなってしまいましたね。


で、つづく・・・